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2007-09-18

[]日本心理学会第71回大会1日目。 日本心理学会第71回大会1日目。 - lionusの日記 を含むブックマーク 日本心理学会第71回大会1日目。 - lionusの日記 を含むブックマーク Add Star

初日の夕方(16時〜18時)が自分のポスター発表でした。
検定などは使っていない、単に度数集計したのみの研究でしたので、お客さんは不調でした。しかし、知り合いが何人も来てくださったのは非常にうれしかったです。
Iさん、Hさん、折角おいでいただいたのに、きちんとお話ができずに残念でした。3日目まで東京に居たいのですが、授業仕事が始まってしまうもので涙を飲んで帰阪します(T_T)
新規のお客さんは、テーマそのものよりも「新聞記事の内容分析」の方法に興味を持たれた方がいらっしゃって、しばし情報交換の場となりました。単純に人力を使った分析ではなく、同じデータでテキストマイニングを試してみようかと思っていたのですが、前から知っていたフリーソフトKH Coderの他に、WordMinerというものもあることを知りました。しかし、今ホームページを見てみたのですが、アカデミックで15万円余り・・・個人で買うにはかなり高いです・・・とりあえずKH Coderから始めてみたいと思います(苦笑
その他、お客さんではなかったのですが、隣のポスターの人に(暇なので)強引に話しかけて、ポスターの内容を説明していただきました。もちろん、隣の人にはお客さんが来られていない時を狙ってですが。「広域災害後の避難所運営に関するシミュレーションプログラム」に関する発表だったのですが、実のところ、シミュレーションをしているのではなく、昔のアドベンチャーゲームサウンドノベルのように、基本的なストーリーがあり、ユーザの行動選択によりエンディングが違ってくる類のシステムなのだそうです。*1しかも、フラグのON/OFFはプログラムを使用しているインストラクター(人間)に依存しているという。わざわざコンピュータ上でこれを作る意味は?とか思ってしまいますが、論文をいただいたので、どのような作りになっているのかはじっくり拝見してみたいと思います。
防災教育の教材としてはなかなか秀逸なのではないかと推察しました。なぜかというと、実際に阪神・淡路大震災を経験した一般人の感想がなかなか良好だったからです。
災害を実際に経験した人間からすると、中途半端な「再現ドラマ」は腹の立つものです。しかし、評判が良かったのは、かなり現実感覚がある内容だったのだと思います。

[][]日心大会の発表順番。 日心大会の発表順番。 - lionusの日記 を含むブックマーク 日心大会の発表順番。 - lionusの日記 を含むブックマーク Add Star

前年の福岡での70回大会では、10日ほど前に発表申込をして、第1日目の夕方の時間帯が当たりました。
今回は確か1週間ほど前に申込で、同じく第1日目の夕方でした。
プログラムがWeb上で発表になった時、自分の名前で検索して発表日時を確認して、「申込順はほぼ発表順と一致する?つまり早く申し込んだらそれだけ発表日時が早くなる?」と思っていたのですが、本日のポスターセッションの並びを見ると、発表テーマも十分考慮に入れてあるのかなと思いました。改めてプログラムを眺めてみると、確かに、セッションの日時はテーマ毎にまとまっている感じです。ポスター発表(一般研究発表)は1200件余りと無茶苦茶多いので、関係者のご苦労は計り知れない・・・と思わず手を合わせたくなりました。

[]同時多発的。 同時多発的。 - lionusの日記 を含むブックマーク 同時多発的。 - lionusの日記 を含むブックマーク Add Star

前泊したので,10時からの午前中のシンポジウム「学習科学に基づく新しい人間環境のデザイン」を聴講してみました。
日心で「学習科学」という言葉が使われているのを見たのは(自分としては)初めてでしたし,企画者・司会者として森敏昭先生(学習心理学教育心理学)の名前があったので,興味深く思った次第です。
しばらく前に,心理系ではない人から「学習科学」なる言葉を聞いたことがあったのですが,その時は「学習心理学とどう違うの?」と一瞬怪訝に思ったまま放置していました。この疑問へのヒントが得られないかと期待したのです。
話題提供の先生方のお話は,特に「学習科学」を志向したものではないということでしたが,その後のディスカッションはいくつか重要な方向への「芽」があるように思いました。

  • 従来の実験法ではできない新しい研究法の必要性(質的研究法等)。
  • 学ぶ知識の質の違い:従来の知識獲得モデル(正解がある)から,知識を獲得すると同時に構築していく(有機的な)モデルへ(最初から正解が定まっていない)。
  • 知識の可視化:感じたものを可視化することによるリフレクション,高まり,学習プロセスを目に見える形に。
  • 学習環境のデザイン。*2
  • 昨今のID(インストラクショナル・デザイン)の流行りも,今回の日心で「学習科学」という語をタイトルに入れたシンポジウムが開かれたのも,大きなトレンドの一端であると感じました。あちこちで同じようなことが違う人間同士で語られている感じです。
  • TK先生から質的研究法の勉強を薦められている節があり,まあ流行りだから押さえておかねばならないのだけれども,何でだろう/どうも気が進まない・・・と感じていましたが,何となく自分の中で意義が納得できたような気がします。TK先生がどのように考えておられるのかは全然分からないのですが,自分勝手に腑に落ちた次第です。

[]オレはやるぜオレはやるぜbyシーザー動物のお医者さんオレはやるぜオレはやるぜbyシーザー@動物のお医者さん。 - lionusの日記 を含むブックマーク オレはやるぜオレはやるぜbyシーザー@動物のお医者さん。 - lionusの日記 を含むブックマーク Add Star

午後はワークショップ「現代社会における青年のやる気と意欲」を聴講しました。
やる気(動機づけ)という広く関心のあるテーマゆえ,参加者の雰囲気は多彩な印象でした。

  • 学業に対するリアリティショックと「生徒化」:大学入学後「こんなはずじゃなかった」「自分の入学前に思っていたのと(大学の授業が)違う」。「生徒化」=大学の教育サービスに従属。「生徒」であり「学生」ではない。「受動的な意欲」の高さ。教えてくれれば頑張ってそれを吸収しますという姿勢。
  • 意欲は対象との出会いによって生まれる。
  • 現代の大学生→消費文化的。学業を大学から提供されるサービスとみなし,その顧客として自分を捉えている。決して「学生」=「新たな知の生産者」ではない。
  • 一方,大学生は自分も「商品」として考える傾向。高く売れるために資格とか単位取得とか成績優秀さ(GPAの高さとか)を自分に添加しようとする。それが見かけ上の「学業志向(まじめさ)」として表れている。
  • なぜこのエントリーのタイトルがシーザーなのかというと,やるぜやるぜやるぜ(だから何を?)という方向性の定まらない「やる気」を,本ワークショップで話題にされている「現代の大学生」について連想してしまったからです。
  • 消費文化的といえば,小柳晴生先生の「豊かさモデル」を思い出しました。元々何の論文で読んだかは忘れてしまいましたが。とりあえずここいらへんなど。

*1シミュレーションソフトならば、パラメータを色々に変えてみることにより結果が違ってくることを確かめられるが、そうではない。

*2:環境をデザインするという点は,従来の学習心理学の知見に学ぶ点は多い。

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