南房総に貝拾いに

今週は忙しいはずだったのだけれど、思いがけず時間ができたので、家族で南房総に貝拾いに行く。
昨夜空を見上げると満月ではないか。ということは大潮なので、いろいろと浜に打ち上げられているのではないかと期待しつつ、4時半に起きて出発する。
一時場所がわからなくなっていた布良でタカラガイをたくさん拾う。冬は水温が低くなるので、熱帯性の貝や魚が死んで浜に打ち上げられる。


嫁が房総では珍しい「イボダカラ」(その名の通りイボイボがついているタカラガイ)を拾った。

その後、千倉に行き、駅前の「カフェ千倉」に初めて入る。ここは貝拾いが好きな人にとってとても有名な喫茶店らしいと知り、足を伸ばしたのだ。
店内は南房総で採られた貝殻がいっぱいで、なんとも素敵な雰囲気だ。飾っている貝は初めてみるものも少なくない。貝だけでなく、イルカの耳の骨など、珍しい漂着物も展示している。
我々が「貝拾いが好きです」と言うと、お店のご夫婦と常連さんとみえるお客さんたちが、タカラガイや房総で取れる珍しい貝をいろいろと見せてくださり、特徴などについても詳しく教えてくださった。お土産もたくさんいただいて、楽しく幸せな気分で家路についた。
是非またカフェ千倉を訪れたい。