忘れたい人がいますか?

忘れたい人がいますか?(田中千代公式ブログ8/25)
どうなんでしょうね…
おらの親しい女の人は、過去の恋を引きずらないというよりも、そう思い込もうとしている人ばかりでした。
そう思わないと辛いから、だそうで…まぁそう思っていても普通はそこまで言ったり聞き出したりはないのかも知れんが…

おらは過去を引きずります。もちろん恋もね。
単に引きずるだけなら振り向き続けるだけのことに思うけども…
でもね、
そこには必ず私が足らぬ部分があるはずだから、でなければ哀しませることはなかったはずだから。
だから私は省みることを続けている、至らぬ自分を少しでも超えることが泣かせぬことだと思うから…

まぁそれとは別に、おらの時間軸がしっかりしないのに事象の記憶が強く残っていることも原因だと思う。
記憶の時間が混じり、何年も同じ時間が繰り返すから混乱することもあるし、同じ気持ちが残ってしまうことがほとんどだ。毎年年越ししているのに同じなのよ。
加えて、異常に記憶がよいこともある、よくおねえさんに「なんでそんなことまで覚えているわけ?」と言われるが、残念ながら好きな人のことは残りやすいんすよ。
だから風化できるならそれはある意味での幸せだと思うし、忘れられるならそれはある種の救いとも思える。俗な言い方でいうところの「時間が解決してくれる」の効果の1つね。

おらはいろんな矛盾があるんども、忘れたくても忘れられず、諦める事も誤魔化すこともできずにいるので…せめて忘れずにいることだけが今の私のできることです。

それはそうと、面白いコメントが付いていたブログがありました。
忘れたい人がいますか?(ずっと晴れてる場所8/26)
こちらのコメントに「男性=フォルダ保存 で 女性=上書き保存」みたいなことをあるアーティストさんが言っていたそうな。
なるほど半分、その意は違えるのか半分、といったところです。
思い出を大切にしたい時、忘れずにとっておくか、以後触らずにおるかの2つがあるとおらは思う。
前者は呪いにまみれても自分の中のその人を守ろうとすること、後者は呪いにまみれその人を汚さないように守ろうとすること、といったとこだべかな。
おら、後者のことをしたいと思ってる。でも出来ずにいる自分を呪ってます。