全ては御屋形様の御心のままに

クラッシュログ(naked)/高熱にうなされて
なぜ座薬を入れると熱が下がるのか。そしてなぜ口から飲まずにわざわざ尻の穴からブチ込まねばならないのか。ブチ込んでくれるならまだいい。押しが足りないと括約筋の力でぴょっこり押し出されて白いロケットは役目を放棄して帰還してしまい再突入を試みなければならない。その白いロケットが戻ってくる様がなかなか珍妙であるので「あれ?あれ?」とか言いながら半押しぐらいの力加減にして意図的にスターマル秘どっきりのマンボNo.5みたいな状態を愉しんでますよね看護婦さん!とか思うこともある。まあ可愛らしい看護婦さんであればそのような恥辱プレイもやぶさかではないのだが。
そんな性的嗜好はさておき座薬が齎す解熱のメカニズムについて説明する。その前に「齎す」について説明しておくと、あれは「もたらす」と読む。で、解熱のメカニズムなのだけれども話せば至って単純なロジックなのである。肛門から突入した座薬ロケットが腸管に達すると待ち構えていたサナダ虫に捕獲され飲み込まれる。座薬ロケットの中には液体チッ素が入っているので飲み込んだサナダ虫の体内でロケットの皮膜が破壊されると瞬く間に冷凍マグロのようになる。その凍ったサナダ虫が患者の体を冷やして熱を下げるのだ。
そもそも発熱というものは、あまりにもその存在をないがしろにされたサナダ虫がむくれて暴れることで引き起こされる生理現象であるので、妊婦が胎児に話しかけたり音楽を聴かせたりするように、普段からおなかのサナダ虫に積極的にあれこれ話し掛けたり慈しむように下腹部をさすったりしていればよいのである。ただしサナダ虫は大変にプライドが高いので「サーちゃん」とか「ナダくん」とか勝手に愛称をつけて呼んだりすると映画エイリアンのように腹を突き破って顔を出しシャー!っと威嚇するように嘶くのでご留意されたし。