サンスター文具 バインダーボール

我々の予想の斜め上を行く製品を次々とリリースするサンスター文具から、またもや微妙なものが出てきました。

「手帳やメモにはさんで携帯するボールペン」こと、「バインダーボール」です。
正しくは「手帳やメモはさんで」だと思うのですが…

バインダーと言うか、クリップですね。
蝶番の内側にボールペン本体が収納されています。
カラーラインナップは全6色。カラフルなのもありましたが、中年親父なので無難な黒を選択しました。

ノックをするとペン先が飛び出します。
クリップを開くとリリースされます。
長時間の大量筆記をする気にはなれませんが、意外と書きやすく、ちょっとしたメモなら筆記に問題はありません。

リフィルは一般的な4Cタイプですので好みのリフィルと交換できます。
本体の分解は出来ず、リフィルを交換する際にはペンチ等でペン先をつまんで引っこ抜く必要があります。

ロディアNo.11をはさんでみました。厚さはぎりぎりOKです。
長さのほうはちょっとはみ出してしまいました。

クレールフォンテーヌのブロックメモはアウト。
ロディアより微妙に厚く、はさむことが出来ません。

ロディアカバーに装着。メモ本体を直接はさむより、カバーにはさんだほうが収まりが良いようです。
それでもちょっと上下にはみ出してしまいます。

ニーモシネのN192(B7変形)をはさんでみました。
長さはぴったりで、上下にはみ出すことはありません。
厚さもロディアよりかなり薄いので楽にはさめます。
コンセプトとしては面白い商品なのですが、細部の詰めが甘いのが残念です。
あと2cm短く、5mm厚ければ、ロディアNo.11などのA7ブロックメモと一緒に持ち歩くのに丁度良かったのですが…