THE MASSED GADGETS OF AUXIMENES(AUD)
:H200

  • 1969/4/13、ローヤル・フェスティバル・ホールでのライブ。オフィシャルでリリースされているアルバムは「神秘」→「モア(サントラ)」→「ウマグマ」→「原子心母」となっていますが、「神秘」をリリースしたあとに、あるコンセプト・アルバムのアイデアが浮かび、それをステージで演奏していました。実際はこのアルバムは発売されることはなく、ここで使われている曲はタイトルが変わって、他のアルバムで使われています。それが「THE MAN」と「THE JOURNEY」から成るこのBOOTのタイトル「THE MASSED GADGETS OF AUXIMENES」です。そして、「THE MAN」と「THE JOURNEY」を最初に演奏した(世に披露した)のがこの日であります。「THE MAN」と「THE JOURNEY」のライブBOOTは何種類かでていまして、一番有名なのは、たぶんAYANAMIから出ている「AMSTERDAM 1969 COMPLETE」ではないかと思いますが、このアムステルダム公演と比較すると、かなり違う部分があります。
    1. 後に「CYMBALINE」となる曲は、この時はまだ「SLEEP(ING)」から別れていない
    2. 「DAYBREAK(PART 2)」がこれとアムステルダムではまったく違う曲である。
    3. 「THE LABYRINTH OF AUXIMENES」にアムステルダムの時は「INTERSTELLAR OVERDRIVE」のベースラインが含まれているのですが、この時はない。これは、この日のアンコールで「INTERSTELLAR OVERDRIVE」が演奏されているからではないかと思います。

音質はあまり良くありませんが、フロイドの歴史上、非常に意味のある一枚ではないでしょうか?
:H200

神秘

神秘

モア (紙ジャケット仕様)

モア (紙ジャケット仕様)

ウマグマ

ウマグマ

原子心母

原子心母

AN HOUR WITH PINK FLOYD(DVD)
:H200

  • 1970/4/29、サンフランシスコのKQED TVのスタジオで収録されたスタジオ・ライブ。1曲目の「ATOM HEART MOTHER」の最初の方が風景の映像だったので、「オイオイ、これもイメージ・ビデオかよ」と心配したのですが、直にライブ映像になりホッとしました(爆)