マイナスはプラスに変えられる、そう実感したある一日。

今日、仕事でかなりイヤなことがあった。ある人と電話越しでやりあってしまった。自分の不甲斐なさもあるのでその人ばかりを責めるのはどうかと思いつつ、それでも許せず「あんにゃろー」と思っている。けど、そう思っている自分にちょっと凹む。大人になれよ、オレ。


その電話は同僚達が仕事している中でかけた。ある程度荒れるのがわかってたんだけどね。周りに気づかれないように自分ではかなり感情を抑えて話してたつもりが、いつのまにやら声に現れていたらしく電話終わったら注目を浴びてた。更に凹んだ。


電話を終えた後、その内容が普通の内容で終わらなかったことを悟った*1先輩たちが暖かい声をかけてフォローしてくれたことが泣けるほどうれしかった。ネタでフォローされたのでネタで返しました。真面目なフォローにはフォローしてもらえていることがうれしくて、うまい返事ができなかった気がする。心の中では言葉で言い表せないぐらい感謝しています。ありがとうございました。私は素晴らしい先輩方に囲まれて仕事をしています。いつか恩返しできるようがんばります。これからもよろしくお願いします。


ちょっと話が逸れるけど、オレの実の親父は家に仕事を持ち込むタイプだった。家に仕事を持って帰ってきて作業してるってわけじゃなくて、仕事上で嫌なことがあった日は、家に帰ってきても荒れる。ドアをありえない力で開けてありえない力で閉める、とか。「おかえり」と声をかけてもシカトとか。営業屋だったので色々あるんだろうなぁとある程度理解していたものの、関心はしなかったし、オレはああなってやるもんかと思ってた。


そう思っていたおかげで、あんなにイヤなことがあっても、仕事を終えて帰ってきたら嫁さんにあたることなく過ごせた。嫁さんの作ったメシを嫁さんと雑談しながら食べるだけで癒される。感謝してます、ほんと。


その後、のんびりと風呂に入っていたら脳みそのヤツが例の電話の件を考え始めてしまって、風呂の中で孤独に怒って孤独に凹んだ。ただ、脳みそのヤツは最近会社を離れた尊敬する先輩の行動から教わったことを思い出してくれた。


ちょっとしたことでマイナスはプラスに変えられる


というわけで何か変わるかなと思って、指が動くとおりにキーボードを叩いて文章にしてみた。なるほど、確かに嫁さんや周りの先輩たちへの深い感謝とか、親父のイヤな部分を見てきた経験とか、色々プラスにするきっかけがでてきた気がする。


これでまた明日からがんばれそうです。

*1:というか、誰でもわかるような声を出していたんだろう。恥ずかしい。