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バッタもん日記

2014-02-25

ちきりん氏のお粗末な科学教育論

1.はじめに

私はちきりん氏という人物に全く興味がありません。せいぜい、「安っぽい人生訓を勿体ぶって切り売りしているだけの三文自己啓発」という程度の理解しかしていません。
そのちきりん氏がブログで科学教育について何やら語っていました。
下から7割の人のための理科&算数教育(Chikirinの日記)
これを読んで大いに呆れたので、批判してみたいと思います。


2.子供の可能性を狭めるな

ちきりん氏は自身の経験に基づき以下のように理科教育を語っています。

あたしに理科とか数学とか教えるの、ほんとーに時間の無駄!

義務教育である、小学校、中学校、それに事実上の義務教育である高校をあわせた 12年間の理科教育のうち、私に必要だったのは小学校レベルの理科だけであって、中学・高校で、化学、物理、生物、地学などを学ぶ必要は全くなかったと思います。

算数に関しても、中学校1年までに学んだことで十分で、中学校の後半以降、算数&数学の授業を受けてなくても、これまでの人生において、たぶん何の問題もありませんでした。

今、教えられている内容を前提とすれば、数学や理科に関しては、全体の 3割程度の生徒が学べばよい(ちきりんを含め、下から 7割の人は学ぶ必要がない)と思ってます。

「技術立国のために科学教育が大事」とかいうけど、あたしにいくら科学教育を与えても、技術立国には一歩たりとも近づきません。

興味も能力もない人に、理科や算数を 12年間も教え続ける必要はありません。

清々しいまでの視野狭窄ですね。ちきりん氏は現在の人生において、中学校以降に教わった数学や理科が全く役に立っていないと固く信じているようですが、これは成人後に過去を振り返っているからこそ言えることです。後付けに過ぎません。子供の将来など誰にもわかりません。いつどこで何が役に立つかわからないからこそ、子供の内から色々なことを学校で学ぶ必要があるのです。義務教育の間は取りあえず一通り何でもやってみてから向き不向きを判断すべきかと思います。
子供は常に変化し続ける生き物です。大きく変化(成長)するからこそ子供なのです。今科学に興味がないからと言って、一生科学に興味がないままだと断定することはできません。子供の適性など誰にもわかりません。「どうせ理解できないから理科教育は必要最低限でいい」などと称して子供の可能性を狭めることはあってはならないことです。人生の選択肢を減らしてはいけません。さらに、向上心や努力の否定にもつながりかねません。

子供だけでなく大人だって成長できます。
余談ですが、私の母方の祖父は耄碌してもインテリ気取りでした。80歳を超えても雑誌に寄稿したりしていました。私はそんな祖父を尊敬しています。
また、私は仕事で農学者との付き合いが多いのですが、老大家の知的好奇心の強さにはいつも驚かされます。
人間は何歳になろうとも学び、成長できます。「自分の人生で科学は役に立たなかった」などと豪語してしまうのはいかがなものでしょうかね。今からでも科学を学んでみればどうなのよ。
タイトルに「下から7割の人のための」という表現を用いているあたり、ちきりん氏は「分相応」「身の程を知る」ということを言いたいのかも知れませんが、結局は単なる食わず嫌いのような気がします。自身も努力して数学や理科に取り組んでいれば違う人生があったかも知れないのに。


3.科学は知識の寄せ集めではなく考えることである

ちきりん氏は理科教育の具体的な内容について提案があるようです。

今教えられてる内容に替えて(=その時間を使って)「生活するために必要な科学知識」を教えてほしいです。

「生活するために必要な科学知識」の例として挙げられている項目を抜粋してみると、

リボ払いを選んだ場合の利子の額
・大半の人が選んでしまう住宅ローンの“元利均等払い”の恐ろしさ
・命にかかわる病気になった時、治療方法をどう選べばよいのか
・妊娠のメカニズムと、不妊治療やその限界など
トイレ掃除のとき、何と何の洗剤を一緒に使うと危ないのか
放射能が怖いんだけど、ラジウム温泉ダイエットするのは大丈夫?

さらに、次のような余計なひと言も付記しています。

みたいなことを(カエルの解剖をする代わりに)教えてほしい。

などを(リトマス紙で遊ぶ時間の代わりに)教えてください。

借金額の計算をするには高校レベルの数学理論を理解している必要があります。
例えば糖尿病の治療法を考えるには、すい臓を中心としたホルモンによる血糖値の制御機構を理解する必要があります。そのためには、高校レベルの生物を履修するのがよさそうです。その切っ掛けとして「カエルの解剖」は良さそうですね。自分の目で内臓を見ることは大事です。
妊娠のメカニズムを理解するには、高校の生物の発生を学ぶべきです。さらに恒常性についても学ぶと理解が深まることでしょう。
塩素系洗剤と酸性洗剤を混ぜたら塩素ガスが発生して危険だということを理解するには、高校レベルの化学を習得している必要があります。その際には「リトマス紙で遊ぶ」という経験は大きな意味を持ちます。
放射能の問題を理解するには高校レベルの化学物理学を習得している必要があります。

ちきりん氏の言う「生活するために必要な科学知識」とは一体どのようなものなのでしょうか。「理屈を教えずに結論の知識だけ教えろ」ということでしょうか。それを世間では「付け焼刃」「張りぼて」「見せ掛け」と言います。「生活するために必要な科学知識」を習得する上での一番の近道は普通に理科を勉強することだと思います。

さらに怪しい物言いは続きます。

科学的な思考とは何か、ということはしっかりと教えた方がいいと思います。

技術そのものというより、技術や科学について、学んでおきたかったと思えることはたくさんあるんです。

換言すれば、「全員に与えるべきは、技術者研究者になるための専門教育ではなく、生活者として自己決定ができ、健全に安全に生きていけるようになるための科学リテラシー」だってことです。

台形の面積の計算方法なんて、「台形 面積 計算方法」でググればすぐに見つかるんです。“全員が”なぜそういう計算方法になるのか、までを理解する必要があるとは思えません。

簡単な方程式は、表計算ソフトで収支管理プログラムを作ったり、税金を計算したりするプロセスの一環として、教えてもらえれば十分です。

「科学」や「科学的思考法」は様々な定義が考えられると思いますが、「なぜ」「どのように」を考えることが候補として挙げられると思います。
台形の面積の計算方法を理解していない、理解しようとしない人間が「収支管理プログラムを作ったり、税金を計算したりする」ことなどできるのでしょうか。私は学生時代にSAS(Statistical Analysis System)という統計ソフトをほんの少しだけ使ったことがあります。その際には、自分でプログラムを書いてコンピュータに計算させる必要がありました。「なぜ」「どのように」を考えないと、プログラムなど全く書けはしません。
「台形の面積の計算方法を教えること」は「数学的思考法を育てること」の一環だと理解できないのでしょうか。数学的思考法は、例え数学とは無縁の人生を送っていても何かと必要になる能力ですがね。

思考過程を重視しない教育により培われる「科学的な思考」や「科学リテラシー」とは一体どのような能力なのでしょうか。

インターネットで検索すればすぐわかるから学校で教える必要はない」とは、あまりに浅薄な言い草です。この理屈に従うと、学校で教えるべきことは何もありません。現在のインターネットでは、あらゆる分野の専門家が高度な知識を提供してくれていますので。もし「Wikipediaがあるから勉強する必要はない」と言われたらちきりん氏はどう反論するのでしょうか。


4.おわりに

おそらくちきりん氏にとって科学とは、「何だかよくわからないし自分には関係ないけど便利そうな道具」に過ぎないのでしょう。「科学的な思考」とか「科学リテラシー」と言いつつ、その具体的な内容にほとんど触れない辺りにそれが如実に表れています。そもそもこんな記事を書いている時点で、ちきりん氏本人に「科学的な思考」や「科学リテラシー」がないことは明らかです。

繰り返しになりますが、科学の基本は考えることです。考える訓練を受けずに上っ面の知識だけを身に付けることはいささか危険です。なぜならば、子供の内に科学的な思考法を身に付けていないと、知識が正しいのかどうか自分で判断することができないからです。中学高校時代に理科を勉強しないまま大人になり、トンデモ本を読んで疑似科学に傾倒してしまった厄介な方々の多いこと多いこと。
ちきりん氏の言うように理科教育の内容を大幅に削減して実学志向を強めれば、日本は今以上に疑似科学天国になるでしょうね。理論軽視と実学志向は疑似科学の大きな特徴ですから。
上に述べたように、「生活者として自己決定ができ、健全に安全に生きていけるようになるための科学リテラシー」を身に付ける最も効率のいい方法は、普通に中学高校で理科を学ぶことです。ちきりん氏の科学教育に対する見解は全く中身がありません。

科学を愛する者、科学に生涯を捧げた者が古今東西多数いることを知らないわけでもなかろうに、科学に対する冒涜と取られかねないような表現を用いるのは、売文屋、自己啓発屋として作戦ミスだと思います。いわゆる「炎上商法」「釣り」のつもりなのかも知れませんが。

kazushevakazusheva 2014/02/26 10:00 中学より高校の数学の方が面白かったが、中学の時点で自分は数学が不得手だということは自覚していた。そのため知ってても損は無いけど、他にもっと学びたいことがあるという状態だった。 人文が苦手な友人もまた歴史・言語系の授業の必要性を疑問視していた。

Rlee1984Rlee1984 2014/02/26 10:07 「トレードオフ」を理解していないアホ記事。
子供の可能性は無限だけど、義務教育で扱える内容は有限。
だから、比較論が重要。

「これも将来の有用可能性がある」では反論になってない。
「両者の将来の有用確率の対比」で反論するべき。

理論と実学の分類も甘い。

たとえば「社会」という科目では近年、
「通史」や「全体地理」よりも、
「個別テーマ」に応じた掘り下げ方の学習スタイルを重視するようになった。

全体総論は、
「広く浅くを記憶させる」ことに力点が行きがちで、
「狭く深く理論的な洞察を得る」ことが疎かになりがちだったとの反省からだ。

算数の話で言おう。
「(上底+下底)×高さ÷2」を暗記し、身体に染み込ませるために計算練習を何時間も繰り返す意味がどこにあるのか。多くの小学生の実態を知っているのか? 

僕は塾で小学生に算数を教えた経験がある。塾に来れない、義務教育だけを受けるしかない子の学習レベルも知っている。学校のテストを何度も見ているし、その平均点も知っているからだ。
断言する。台形公式から「意味・理論的背景」を理解し、数学的思考法を学んだ子など、全体の5割にも満たない。(ちきりん氏の3割という感覚が合っているかどうかは知らないが、そう外しているとは思わない)

そんな、公式暗記させることが実態化している部分を「理論重視」と言えるのか? 

実際の教室で、多くの生徒がどう学習しているかの実態も知らずに、「旧帝の大学院まで行けたレベルの自分」を基準に、教育の全体論を語るのはやめて頂きたい。

そうした自分基準の押し付けこそが、この世界で暮らしていく普通の子にとっての害悪に他ならない。

「はてな」には、知的な理系ユーザーが多いから、この記事のブコメには賛同が多く付くだろう。ヒトは自分を基準に考えたがるものだから…実際の現場を知らない限りは。他者の現実を目にしない限りは。

それを狙っているのだとしたら、本当に醜悪だ。

takejintakejin 2014/02/26 10:11 その通りですね。科学リテラシーという言葉を、理解せずに使う恐ろしさを知らないことこそ「科学リテラシー」問題の根幹だと思うのですが。

ijuuin41ijuuin41 2014/02/26 10:26 学んだことを活かすも殺すも「自分」ですね。

maiha002maiha002 2014/02/26 11:35 結構多数派でしょ こういう考え

てすとてすと 2014/02/26 13:29 仰ることは同意。
しかし、したから七割というのが重要。
あなたは知的好奇心が無い層のことを知らない。

高晋高晋 2014/02/26 13:56 Chikirin氏は昔は結構面白かったよ、と一先ずフォローしますが、
今回の氏の意見がまったく視野狭窄だということには大いに同意します。
高校までに習う理系の知識は、世界を知るための入門的知識に過ぎない。
その意味では文系の科目と意味は何も変わらない。
それを何か専門性があると勘違いしているところが非常に痛いと思います。
人間としてそれぐらい知っとけよ、という内容なんだよね。
逆に言えば、高校までのカリキュラムは、学生を終えるまでに大多数が共有する知識のレベルを上げようと人類が努力してきた結果でもあると思う。
それをもううっちゃていいと言う氏の感覚は、進化論を信じないアメリカ人と同じ臭いがプンプンします。

チキリンにやられたチキリンにやられた 2014/02/26 14:15 ちきりんて...

まだ、ブログやってたんかあのオンナ

ご意見番みたいにしてアドバイスしているんだけど、マジであんなに中身のないブログありえないでしょ。他人のコピペしないで、一生懸命書いてるんだろうけど、レベルが低くて数記事読んでやめた。

ホント脱力するんだよね、
こんなに脳みそがないというか、
おつむのレベルが低いというか、
考える力がないというか

まぁ、おつむが弱くても悪くないけどね

ホント、レベルが低すぎて何もできなくなる、いわゆる虚脱状態におちいります。

寝る前に読むと、ぐっすり眠れるよな

そんじゃあね、www

あの人さぁ、あそこまでおつむが弱くなれるってとこがすごいです。ツリとかいぜんに脱力感が。あんなのが存在できるのか。

 2014/02/26 15:38 屁理屈と理屈のコントラストが非常に素晴らしい記事

論理的な考察力を欠いてしまうと自信満々に屁理屈を言うちきりんのような大人になります

bbbbbb 2014/02/26 15:39 中身の無いブログなんて山ほどある。
スポーツ新聞や芸能雑誌、広告だらけのフリーマガジンなどなど、
有料無料の印刷媒体でさえも文字の垂れ流しで、文章があふれています。

それで、その文章を書いて、給料や歩合をもらったり、広告張ったり、アフリエイトしたり、
皆さんなんとか食べていってる訳なのです。家族喰わしたり、車買ったり、課金したり。。

まあ、「クロールや背泳ぎを学校で習ってなかったとしても、その後の私の人生に必要なかった!」という
文章で言い切るほうが、まったくスッカラカンで中身は無いけど、売れる文章なのだと思います。
いわゆるビジネス書とか自己啓発系、貯蓄ハウツーなどもこの類。
そういう意味では「ちきりん」という方は、やりてババアですね。
もはや教祖レベルです。クワバラクワバラ

やすやす 2014/02/26 16:23 ちきりん氏のものいいは根底にビジネスマインドがあると思います
大概の人は良いところに就職するため、良い大学に入るため、良い高校に入るために、内申書の成績を上げるためにいやいや勉強している。
いやいや勉強している人に科学的思考、理系教育を与えても無駄。
坊主憎ければ袈裟まで憎しで半強制的に理系の勉強をさせたって、一時的な科学的思考は身につくかもしれないが、しょせんは一時で、無駄なコストでしかない。
それならば将来役に立ちそうな必要な知識を与えた方がビジネスマインド的には有意義だ。
科学的思考、理系の知識は必要な時にネットで調べたり本を取り寄せて勉強すればいいじゃないか。 ッという考えだとおもいます。

ですが、科学的教育の意義。
先人の知に対する敬意のなさ、学びの面白さ
役に立つから勉強しよう、役に立たないから無駄なコストだから勉強しないでいいや。
という考えは腹が立つこともわかります
何がその人に役に立つことなんて誰がわかるのだろうか?誰が決めれるのか?
という批判される気持ちもわかります

アメリカの牧場で牛を一匹ずつ数えている人がいた。
屋根の上から写真をとって
だいたい縦4横13だから
4×13で52匹いますね

といったら、その人は一匹ずつ数えるのをやめず
最後1匹ずつ数えた。
その結果52匹

僕に向かって
「お前すげーな」

いや、掛け算ですよ と言うと

???と不思議な顔をされた。

その人は初等教育の段階で勉強は役に立たないと
思い行くのをやめた

結論、超天才以外は半強制勉強必要

exajoeexajoe 2014/02/26 16:41 ろくに受験勉強をせず、というか「受験」という戦いを敵前逃亡してしまったために、高校での学習全般の知識が不十分な人間に限って「受験勉強なんか人生の役に立たない」と言います。「文系だから理系教科はいらなかった」とかいうのも同じレベルです。私はたまたま理科や数学は得意でしたが、文学部を選びました。理科の知識は今の自分にはかなり有用です。(数学も高校生の息子の試験勉強をサポートするくらいには役立ちます。)

必要最小限なことだけをやればいいというのは、試験の時に出るところだけ覚えていればいいという発想であり、学問を体系的に理解するという精神が欠如した貧しい人間の考え方です。
残念ながら今回のちきりん氏のエントリーは私にもそのように感じられました。

人間の柔軟な思考や発想というのは、一見無駄とも思える膨大な知識や教養、そして思考実験の集積から生まれるのだと思います。
台形の面積の求め方みたいなチョーやさしい数学さえも「不要」と切って捨てる発想は、もしかしたら国民総白痴化を狙ってゆとり教育を推進した寺脇研の回し者かよ!と思ってしまいますね。

語学屋語学屋 2014/02/26 16:55 中高の課程に将来使い道が乏しく忘れる可能性が高いような理数系の知識というのは沢山あるでしょうね。このようなことに注力するよりは英語をやったほうがいいですね。英語学習重視への批判は概ね使わない確率の高い理数系の知識習得にそのまま当てはまります。使わない理数より英語を、というのは常識的にも妥当です。気が変わって理系に行きたくなった場合の受験戦略としても適当でしょう。

hryktkuchhryktkuch 2014/02/26 18:05 こういうふうに反論することでちきりんのプレゼンスが高まるんだけど、あなたの記事もアクセスが増えるんだから、まぁWin-Winでしょうね。

としあきとしあき 2014/02/26 19:48 でも、学校で教える理科や数学はただの詰め込みだしなあ
別に他のもんでも代替はできると思う
つーか、それよりも「政治」や「金融」を教えるべきだと思うけどな

pppppp 2014/02/26 21:58 なんで大学以前の教育機関で教わる理数系科目を
暗記や詰め込みだと錯覚してしまうんだろうな

公式を暗記したくないから数学的思考を身につけて導出するんだよってことを
もっと学生に伝えないといけないのかもね

理数系科目がカリキュラムに入っている理由は、そこから得られる結果が重要なだけではなく、
その結果を得るまでの過程を学ぶことに本質があるわけだが、
そこに気付かない教師and生徒は詰め込みのように感じるのかも

しかしちきりん氏が「人から学んで」有用だったと思える知識ってどれくらいあるのかね
本当に必要な知識はみんな自分から学ぶもんじゃないかね

marcomarco 2014/02/26 22:14 そこそこ掘り下げて物事に取り組んでた人なら判ることだと思うけど、物事に文系とか理系とかの区切りは無いんだけどなあ。掘り下げるか掘り下げないかだけで。

教育ってなると便宜上分類せざるを得ないけど、実際、仕事なんか掘り下げていくと色んな知識が必要になってくるし、知識によって色々なアプローチができることに気が付くよね。逆に知識がないと狭い選択肢で勝負するしかないので不自由なんだよなあ。ネジを緩めるのに、ペンチしか持ってなかったらそれで緩めるしかないけどドライバーが有ると早く綺麗に力をかけずに緩めることが出来る。何かをやろうとするときに、沢山あるツールから最適なものを選べる方が良いよね。

ちきりんさんはドライバーが必要なときは、知らない間にそれを持っている人に緩めてもらってたんだろうね。ちきりんさんが数学をやらない分、他の人がやってたってことですよ。それが数学必要ないってことに結びつくんなら、物事見えてなさすぎますね。

shinzorshinzor 2014/02/26 22:22 中学校以降に教わった数学や理科が全く役に立っていないのではなく、役にたてなくても済む人生しかおくれず、不利益を被っているということ。薄々感づいているので、役に立たないと強がるのかも。感づいてもいないのなら本当にお気の毒ですね。

rr 2014/02/26 22:46 そもそも「役に立つ」とはどういうことかという考察も必要ですね。
「こりゃすごい!役に立つぞ」と思うようななにものかがあったとしてそのことに直観的に気がつくことも、子供の時はまったく無駄だと思っていた教育の成果かもしれない。

だっどだっど 2014/02/26 22:54 どうみても理系人間を搾取対象としか見ていない文系の傲慢です

MizuMizu 2014/02/26 22:56 基礎的学力も無しにググった内容が正しいかどうか、どう判断するんでしょうね?

そもそも民主主義国家において、オロカモノが7割も居たら、国が崩壊します。
論理的・科学的思考が出来ないから、マイナスイオン(笑)をありがたがったり、放射脳になったりするんでしょうに。

tsundokusyotsundokusyo 2014/02/26 23:02 熱い議論ですね。
色んな視点があるので、正解は無いのでしょう。
私は、教育をビジネス(科学立国、国際人)の視点だけで見るのではなく、
人間形成の場として見るべきだと思います。
人間形成っていうのも曖昧な言葉ですが、「色んな価値観を受け入れる。」ということかなと思います。
そう考えると、数学も理科も語学も文学も歴史も無駄なものはないと思います。
授業を聞いていなかったり、あまり理解出来なかったとしても、その学問に接したということが、
重要になるのではないでしょうか。

あと、ビジネスマンとしての視点から見た場合は、ちきりんさんとは逆に、高校数学くらいは出来ていないとダメだと思います。私は高校時代勉強せずそこが抜けているので、相当苦労し、アラフォーの今になって時間のあるときに勉強しております。

fisherfisher 2014/02/27 00:21 ちきりんという人は昔から人を煽って問題提起してるので
この記事はむしろ、7割に理科教育をしなかったら大変なことになるよっていうのが主張
見事に釣られてしまいましたね
逆に7割に理科教育しなくても大丈夫だということを、彼女より理路整然と説明してみてはいかがでしょうか

LL 2014/02/27 00:46 www

「ちきりん氏のお粗末な科学教育論」に反射的に同意しちゃう人の危うさ
http://anond.hatelabo.jp/20140226222753

とっしーとっしー 2014/02/27 08:09 戦前の高校生は7割が物理を必修していたが、今では3割にまで落ちた。
それは若者の理系離れということではなくて、高校に進学する人数が増えすぎた結果によるもの。
頭のいい人間だけが理科系をやればいい。
正直、誰でも入れる大学に価値はない。
偏差値、最低でも60以上の大学に行けない人は勉強もする必要はないと思う。
それこそ読み・書き・ソロバン(今ならPCか)だけやればいいと思う。

煽ってるわけでもなく、勉強が得意な人はやればいいし得意じゃない人は別の分野で頑張ればいいという話だ。
ドイツは大学進学率3割と先進国の中でもかなり低いが、それは職人(マエストロ)の地位を確立しているからだ。
日本国民として全員に同じ教育を施すのではなく、適材適所を意識した教育を理想とする。

ちきりん氏のいいたいことはそういうことじゃないかな?

shinzorshinzor 2014/02/27 08:39  役に立たなかったと分かったのは教育を受けた結果で,受けなければ分かりませんよね。発展途上の子供が,自分の将来の人生に役に立たないと分かるほど聡明なら多分上位3割に属するような気がします。現実に,やりたい事をしたいので高校進学したくないという子供は結構います。一方,親はそんなのは甘い夢なので進学しろと言います。で,子供の決意が正しい場合も上3割ほどはあるとしても,下7割は親が正しいのですね。7割の子供はやりたい事をしたいのではなく,したくないこと(勉強)をしたくないだけかと。

ちさりんちさりん 2014/02/27 08:52 学校というよりは塾が害悪でしょうね。
ここでも自称元塾講師の方のコメントが無惨です。

それからこのちきりんというおばさん、本が売れればなんでも
アリですから、反論した時点で釣られてしまったわけです。
彼女は自分の経験と一般則の区別が出来ませんから、2重に悪質
ではあります。

彼女の意見は反論するに値しないし、反論するだけ思うツボです。
良識ある人は黙殺すべきだと思います。

jwGE7bjwGE7b 2014/02/27 10:59 数学的思考法を学んだ奴が5割に満たないって、単に教え方が下手くそだったんじゃね

nextbaronnextbaron 2014/02/27 11:20 失礼致します。

「中学高校時代に理科を勉強しないまま大人になり、トンデモ本を読んで疑似科学に傾倒してしまった厄介な方々の多いこと多いこと。」

という問題は、普通に理科を習ってきた結果として発生しております。では、どのようにしてその問題を解決するかということについてちきりんさんは論じられており、ひとつの案としては検討に値すると思います。勉強が苦手な人に対する対策として、具体的なテーマから学ぶというのは、非常に有効です。

US3GpWUS3GpW 2014/02/27 11:34 小学校で学ぶのを止めた7割の奴に限って大学院まで行った3割の奴が決めた事に文句言いまくるんだろ?

がち文系がち文系 2014/02/27 11:57 「子供の可能性が分からない」というのは子供を1人1人個別に見た場合であって、子供全体の可能性というか、傾向は過去のデータからほぼ明らかなんですよね。ましてや学校の授業は個別に対応する機会って、ほとんどなくて集団的に行うわけなのですから。子供の可能性は別に学校だけじゃなくて、塾で学ぶとか、専門家に聞くとか、独学で学ぶとか、いろいろな道で模索できるものだと思います。

karuishikaruishi 2014/02/27 12:06 教育における個人の「適性」のフィードバックをどう行うか? という問題だと思います。
限られた時間とリソースの割り振りをどう最適化していくか、個人に選択の自由はあるのか
を議論したかったのだろうなあと…

最近までは「学校」という土地に固定された教育リソースを使うことを前提としていたので
生徒側からの選択肢が少なかったが
「ネットという新しいリソースを複合することで個人の選択範囲が大幅に増えるんじゃねえの?」
という論理展開こそ "ちきりん女史" の新デジタル派としての真骨頂だったと思うのですが
最初に「選択と集中」を持ってきてしまい "勝間和代" の劣化版でしかなくなったのが残念です。

botyanbotyan 2014/02/27 12:50 「台形の面積の計算方法を理解していない、理解しようとしない人間が「収支管理プログラムを作ったり、税金を計算したりする」ことなどできるのでしょうか。」とありますが、ボクは台形の計算方法をあんまり理解していないものの、ちゃんとプログラミングやってます。また「「台形の面積の計算方法を教えること」は「数学的思考法を育てること」の一環」とおっしゃられていますが、計算方法そのものを教えてもらうことが思考法を養ってもらうこととは違うように思います。さらに「借金額の計算をするには高校レベルの数学理論を理解している必要があります。」とありますが、ローンまみれの私は高校数学?を理解していないものの、額の計算ができます。数学的思考法を教えてもらうかどうかは別として、何故・何でという姿勢を養うことが必要なのではないかなと思います。なので、このブログ記事はちょっと視野が狭いと思いました。ちきりん氏のことはあまり好きではないのですが、でも氏が言っていることは数学や科学がダメとはいっていないくて、歪んだ平等思想のもと、興味のない子供たちに無理やり教えるのはどうなの?といっているにすぎません。
なので、別に科学を冒涜するというわけでもなし、反論されていることがずいぶんと的外れだと思いました。

通りすがり通りすがり 2014/02/27 15:12 これはできる人の記事。できない人のことを全く考慮していない。
確かに全員が教師の言うがままに勉強してればこの記事の言う通りだが、実際は試験のときにいやいや公式だけ覚える人も多い。
これがちきりん氏の言う【下から7割】であり、これだけで論理的な思考うんぬんが身につかないことは明らか。

その人達に別のことを学ばせた方がよほど有用だという意見は十分納得できる。ただそれを疑似科学にするかどうかは別問題だが

shinzorshinzor 2014/02/27 17:59 ちさりんさんへ,
>良識ある人は黙殺すべきだと思います。

ちきりん氏に賛同する人もいるので,わかりきった事に思えても,丁寧に反論することは必要ではないでしょうか。科学者は疑似科学批判に拘わったりせずに,研究に没頭すべきだという意見も有りますが。

TAKATAKA 2014/02/27 18:27  ちきりん氏の主張の仕方で興味深い点は、次のようなものですね。「自分の体験をもとに、広く一般化して語る」
 ポイントは、前フリとして「自分の場合、こうだった」と語り、その後で「だから人類全体が、こうしなければいけない」と結論することです。
 この方法を普通に真顔で行えるようになれば、どんどん世間の注目を集めることができます。

 ここにお集まりの皆様も、「賛同でも批判でもツッコミでも、何でも貰う覚悟はある。とにかく私は、世間から注目される論者になりたいのだ」と強く願ったときは、是非とも選択肢の一つに加えてください。

ガラクタ童子ガラクタ童子 2014/02/27 22:46 ちきりん氏へ好意的な人へ。
その3割の人は授業を受けずして、いつどうやって自分の適性を知ることができるんでしょうか?

曽野綾子がかつて「二次方程式の解法など役に立たない」と言ったのと同レベルの発言ですね。

ごーやごーや 2014/03/01 09:17 こうやって、理系・文系両方の大人を同時disする文章を書ける痴的水準には脱帽だ(←誤字はありません)。

kazuhirokazuhiro 2014/03/25 13:51 一橋大学法学部卒のちきりん氏。
日々「東大にも司法試験にも手がとどかなかったけど頭いいもん。ほら、こんなこと考えられるんだよ。すごいしでょ。」と主張するも肝心の東大卒エリートや法曹人には相手にされない。未だ成果なし。哀れな承認の欲求の奴隷。

通りすがり通りすがり 2015/07/03 22:42 自然科学と社会科学は、少々、科学の定義が異なるが、基本的には構造主義が示唆することで良いと僕は思う。高校までに習う自然科学は、あくまで方便。『重力』なんて存在しない。これは説明概念であり制御モデルであるが、重力ではすべて説明できない。『概念』を理解させるのは大学教育の役割だと私は思うのだが、残念ながら、あまりうまくいってないね(笑)でも、ちきりんの指摘は、要は『世の中の多数派は、ブラックボックスを操作していれば幸せに生きていけるのだから教える必要はない』的な発想になる。これは残念ながら、ちきりんの間違い。たとえ嫌々でも学んだ経験があるか無いかで全く異なるものだからね。最近の研究でも、20代からは論理性無くして学習能力は高まらないことが理解されているが、自然科学、特に数学で学べるのは、数学自体ではなく、『論理性』だ。ちきりんが言うとおり、台形の面積なんて殆どの人は求めないし、ぐぐれば良いだろう。しかし、『多くの経験』を通じて論理性を育んでいるのであり、論理的な訓練が為されていない人は、残念ながら、ブログ主が指摘するように、大人になって論理的なモデル、つまりブラックボックスの中身を創り上げることは、まず出来ないだろうと私は思う。実際、この差が歴然としているのが仕事をしていても分かるね。

金魚が好き金魚が好き 2016/01/03 13:39 >算数に関しても、中学校1年までに学んだことで十分で、中学校の後半以降、算数&数学の授業を受けてなくても、これまでの人生において、たぶん何の問題もありませんでした。

↑このコメントは真っ赤な嘘なのではないでしょうか。amazon.co.jpに掲載されている ちきりん氏の著者略歴によれば「バブル期に証券会社に就職し、その後、米国への大学院留学を経て、外資系企業に勤務。」という経歴でいらっしゃる。金融系のエリートですよね。中学2年生以降の数学がまるで必要なかったはずがないと思うのです。

勉強嫌いの読者に媚びようとしているのかもしれない。「勉強なんて無駄ですよ」といってもらうと安心する読者が存在するのでは。

数学と理科の教育を無駄とみなす一方で、国語と社会科を否定しないのは、なぜか?
それら文系2教科を否定すると、ちきりん氏の著作を読む動機がなくなるから。

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