2012-02-07 Alexander MelnikovのShostakovichピアノ協奏曲第1&2番ほか

このところ出すCDすべて素晴らしい出来のMelnikov。今回は協奏曲ということもあっていつもほどは彼の美点が出にくいのではないか、と思った私が浅はかだった。これまで1番は(数えてみたら)26種聴いているが、これほどニュアンスや表情に富んだ演奏は記憶にない。普段は他のパートに埋もれてよく聴こえないフレーズを時に浮かび上がらせたりして、読みの深さやピアノを操る能力に改めて感心した。またピアノだけでなくオケやトランペットの優秀さも印象に残る。ちなみに昨日のMatsuev盤もそうだったが、第1番終楽章のラストでは(私が「悪しき慣習」と呼んでいる)ブレーキをかけることなく突っ走っており、今後はこれがスタンダードになっていくとしたら目出度い。
2012-02-06 Denis MatsuevのShostakovichピアノ協奏曲第1&2番ほか

2012-02-05 Denis MatsuevのLisztピアノ協奏曲第1&2番ほか

2012-01-31 Kristian BezuidenhoutのMozart鍵盤作品集Vol.3

2012-01-11 Hardy RittnerのBrahmsピアノ協奏曲第1番

時代楽器(1854年製エラール)による演奏。軽めのひなびた音が私の好きなGould盤と似た雰囲気があり、またGould盤と同様にそれほどルバートを入れないところは好感が持てる。欲を言えばGould盤くらいテンポの一貫性を徹底してくれたらよかったけど。
2012-01-10 Ursula OppensのRzewski不屈の民変奏曲

2012-01-02 Sergio TiempoのLiszt & Tchaikovsky協奏曲

Tiempoは久々に聴く気がするが、相変わらずぶっとんだ演奏を聴かせてくれる。Liszt死の舞踏の爆演というとMatsuev盤が記憶に残るけど、馬力のMatsuev、瞬発力のTiempoと言ったところか。Tchaikovskyもダヴルオクターヴのパッセージでは腕が鳴って仕方がないといった感じで、歳を取るに連れて大人しくなっていく人が多い中、彼もArgerichにようにこの芸風をずっと続けてもらいたい。
2012-01-01 2010年エリザベートコンクールピアノ部門ライヴ

去年買ったCDの感想がまだ少し残っているのでその続き。これは注文したのはだいぶ前だけど先月やっと届いたもの。入賞者の協奏曲の演奏が中心に収録されている。コンクールの様子はネットではほとんど見ていなかったので各演奏はこのCDで初めて聴いたが、その限りでは優勝のKozhukhinのProkofiev 2番はそれほどの演奏とは思わない(ソロではLisztタランテラも入っているがそちらも)。むしろ、多少瑕はあるが気合いの入ったFavorinのLiszt 1番、指回りの的確なMinnaarのSaint-Saens 5番、軽やかで愉悦感に溢れたBozhanovのMozart 17番、端正で隙のないKim Da SolのMozart 20番あたりの方が印象に残った。






