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”Piano e forte” このページをアンテナに追加 RSSフィード

2005-10-02 Joyce HattoによるLiszt編曲集 このエントリーを含むブックマーク

実はJoyce Hatto(ジョイス・ハット)というピアニストは聞いたことがなく、このCDも収録曲に「ノルマ」と「ランメルモールのルチア」の2つの回想が入っていた(残りはヘクサメロンと「清教徒」の回想)ので買ってみたのですが、後でネットでHattoについて少し調べてみたら実は「凄い」人だったんですね。(ちなみにライナーには演奏者については書かれていません。)

まずディスコグラフィーが凄いです。Beethoven, Mozart, Schubertピアノソナタ全集、Brahms, Chopinピアノ作品全集、Rachmaninovの全協奏曲と主なピアノ曲、Tchaikovskyの全協奏曲、Lisztの主要曲(CD10枚分)、その他Bach, Debussy, Mendelssohn, Reger, Scarlattiなどなど。極め付けはChopin/Godwskyの53の練習曲で、これまでこれを全曲録音したことのある4人のうちの1人だとか。

もう一つはそのお歳で、彼女は1928年生まれだそうなので、このLisztを録音したのは70近くということになります。なんともバイタリティー溢れるお方です。

多録音のピアニストというと、PontiやBiret、(ちょっと質が違いますが)Howardなどを思い出し、個人的にはあまり良いイメージを持っていない(粗製濫造とまではいかないまでも、雑になりがち)のですが、聴いてみたら意外といけます。ヘクサメロンと清教徒はそれほど聴き込んだ曲ではないのですが、清教徒などは曲の良さを十分伝えていますし、ルチアの方ははっきりと佳演と言えるでしょう。少なくとも歳を感じさせる演奏ではありません。ただノルマは例の最難部(「戦争だ」の3回目)がさすがに苦しいですかね。

彼女の他の盤も買ってみる気にさせるかはさておき、少なくとも損をしたという気にはならないCDと思います。

[2007.2.21追記]
Wikipediaの記事によると、このCDの演奏はEndre Hegedusによるものだそうです。私はHegedus盤は持っていないので確認できませんが。

A太A太 2007/02/24 22:39 非常に衝撃的な事件ですね・・・。
本当に信じられないような出来事です。

A-koA-ko 2007/02/27 12:48 Saikin no New York Times no kiji o o-yomi ni naru to yoroshii deshoo.
Alan Riding, ”A Pianist’s Recordings Draw Praise, but Were They All
Hers?”