2007-08-04 Todd CrowのBerlioz/Liszt幻想交響曲

以前のBellucci盤のエントリのコメント欄で情報を頂いたTodd Crow(トッド・クロウ)によるBerlioz/Lisztの幻想交響曲ですが、割りと簡単に入手できたので早速聴いてみました。リリースは(ジャケットには記載がないのですが、ネットショップ上の情報によると)2001年のようです。
感想としてはまあ、ぶっちゃけ、取り立てて言うほどのこともない演奏というところでしょうか。いや、技術的には結構健闘しているというか、良心的というか、難所のでタメとかテンポの揺れとか少ない方ですし(終楽章などは破綻(?)しないように遅めのテンポ設定をしているのも大きいと思います)、弾き飛ばすようなこともないのですが、どうも演奏に華がないですね。メリハリと言ってもいいかもしれません。一番大きいのは、録音のせいなのか、音がこぢんまりとして潤いがなく、ややパサパサとした感じなこと。Lisztであればもう少し輝かしい、深みのある音が欲しいところですし、また全体的に音色の変化が少なくて単調な感じです。でもまあ最初に言ったように、聴き通すがつらいとか拷問に近いか、そういう類の演奏ではないので手持ちの演奏の中では実は良い方なのかもしれません。
(前半部分だけですが)アップされています。しっかり仕上げるたら、かなり良い演奏になりそうです。録音してくれないかな〜。(他にも「運命」を弾いていたりしますよ)
http://www.louislortie.com
YouTubeを見たらこんなのもありました。知らないピアニストですがなかなかの演奏です。
http://www.youtube.com/watch?v=zz-GnczctJY
Lisztつながりで、この人のスケルツォとマーチも好感が持てます。
http://www.youtube.com/watch?v=wCnuQRzqqP4
http://www.youtube.com/watch?v=fCNgsWN-RZc
ゴドフスキー版は凄まじいです。発売されている CD との余りの違いに唖然とします。