2007-10-20 Martha ArgerichのShostakovichピアノ協奏曲第1番ほか

久しぶりに買ったArgerichのCD。2006年のルガーノ音楽祭ライヴで、曲はいずれもShostakovich―ピアノ協奏曲第1番、2台ピアノのためのコンチェルティーノ(小協奏曲)、ピアノ五重奏曲の3曲。ピアノ協奏曲ではトランペットがあのNakariakovというのも興味を引くところです。
印象はというと、歳はとってもArgerich恐るべし、というところでしょうか。収録曲はいずれもソロではなく協奏曲だったりアンサンブルだったりするのですが、そんな中で抜群の存在感を示せるというのはやはり大したものです。例えば小協奏曲では、パートナーを務めるZilbersteinも以前DGから何枚もCDをリリースしている実力者なのですが、その彼女と比べても明らかに音が「立って」いる感じ。(ちなみにこの小協奏曲、多分初めて聴いたのですが、Allegro部に入ってからはいかにもShostakovichらしいといった推進力溢れるフレーズが満載で、こんな面白い曲を今まで知らなかったのはちょっと不覚でした。)ピアノ協奏曲はDGのスタジオ録音盤があって、そちらは(聴いたことはありますが)手元にないので残念ながら聴き比べはできないのですが、テクの冴えは相変わらず、さらにライヴということもあってより自在というかArgerich節とも言うべき思い切りのよさが随所に見られ、特に終楽章での畳み込みは聴きもの。名演と言っていいでしょう。Nakariakovのトランペットも好演で、天才少年として騒がれていた人がこのように立派に大成しているのを見るのはどこか嬉しいものです。五重奏曲も悪くないのですが、個人的には全体にもう少し落ち着きというか静謐さがあった方が好みだったかも。いずれにしてもArgerich姐さんの健在ぶりが印象付けられる一枚でした。
話しは変わって相談なのですが イェルク・デムス のシューマン全集が発売されていますが彼のシューマンはいかがなものでしょうか?
手持ちのオムニバスcdを聴いたかぎりではあまりペダルを使わなく音が硬めの印象を受けましたが。 kyushimaさん的にはこの全集は買いでしょうか?
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ピアノ関連はほとんどないんですが、ガヴリリュクの2007年ライヴやベレゾフスキーの「ディアベッリ」など、注目盤があります