2009-01-24 Linda NicholsonのMozartピアノソナタ集

フォルテピアノで弾いたMozartのピアノソナタは、目に付いたものは一応チェックしておきたいと思っていたところへ、ちょうど私が大好きな(味見用にしている)K281が含まれているということで購入。実は事前にネットで少しだけ試聴してあり悪くなさそうということはわかっていたのけど、実際に聴いてみてもなかなかイケる。特にK281は、冒頭を始めトリルの処理に多少違和感の残るところもあるけれど、テンポやアゴーギクはツボを押さえているし、繰り返しで入れるちょっとした変化もこれ見よがしでなく品位が感じられる。終楽章でカデンツァ風のパッセージを入れるのも、Levin盤でも同様なことを行っているが、彼のよりずっとセンスがよい。
Pletnev盤はいつものように凝った解釈(変幻自在のタッチや粘りまくるアゴーギク)で、個性的な演奏が好きな人なら一聴の価値はありそう。
Hamelin盤はテンポ速めで颯爽としています。ある意味で模範的演奏ですね。
Matsuev盤はこの曲に関しては彼らしさ(馬力?)がそれほど発揮されていなくてもう一つでした。