Joseph MoogのRachmaninovピアノ協奏曲第3番ほか

メカは定評(?)のあるMoogのラフ3ということでちょっと興味があって買ってみたが、確かに第2楽章の中間部や第3楽章での細かな動きの部分では歯切れのよいcrispyなタッチでサクサクと突き進んでいくのが面白い。ただ例によって微妙なニュアンスとか陰影といったものとは無縁なので、味わいや抒情性に欠ける面があるのは否めない(特に第1楽章)。