交番前

longredhair2008-02-17

今日は夜に散歩に行ったのですが、よりによって交番の前でもよおしてしまったようで……。いつも警察官が立っているところなので、「すぐ片付けます」と小声で伝えながらささっとビニールに入れました。ちらっと警察官の方の顔を見ると、やさしい顔をしていたので安心しました。帰宅後は妻がお風呂に入れて、毛も爪もきれいに。今は胡坐をかいた真ん中に丸まって爆睡中。


いきつけの美容院の担当の方が、津田沼に異動に。新店舗オープンのため、実力のある人が数人集められるもよう。これからは津田沼まで行かねば。そんなに遠くないからいいけど。

世界のすべての七月

世界のすべての七月

世界のすべての七月

ああなんというおもしろさ。特に驚くべき何かが起こるわけではない。ごくありふれた人々のありふれたエピソードが最後までぐいぐい読ませてしまう。69年の卒業生の同窓会と、過去の大学時代が交互に描かれ、その数十年の間に、人々が何を手にし何を失ったのか。人生はこれで終わりなのか、これからなのか。登場人物たちの年齢は自分よりかなり上だ。だが、読んでいると他人事のはずのすべての人々の苦しみ、悲しみがなぜか胸にしんしんとつもってくる。なんともいえない微妙な気分にさせられる。何作か読んでいるが、ティム・オブライエン(著)×村上春樹(訳)は、とてもいい翻訳関係(こんな言い方ないか?)なのではないだろうか。