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アームチェア人智学日記 Armchair-Anthroposophist’s Diary

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2018-02-04

シュタイナー講演録『人間の魂と動物の魂』1910(明治43)年11月17日#25

Ich habe das letzte Mal darauf hingewiesen,
前回、
私が指摘しましたことは、

daß wir in der Tat vermögen,
bis in die Einzelheiten der Organologie und der einzelnen Funktionen zu gehen,
われわれは現実に、
臓器學の個々の問題や個別的な働きまで研究することができると言うことであって、

und den Unterschied nachweisen können,
wie der Geist sich im Menschen und wie der Geist sich im Tier zeigt.
人間と動物とでは靈の示すあり方がどのように異なるかを実証できるということでありました。

Demgegenüber ist es ganz begreiflich,
それに反するものとして以下もよく理解出来ます。
すなわち、

daß die neueren Forschungen über die Verwandtschaft von Menschen- und Affenblut weniger besagen,
新しい諸研究は人間と猿類の類縁性に言及することは少なく、

weil sie auf das Äußere,
むしろ外的な、

rein Stoffliche gehen,
純粋に物質的な方向に向かっており、

auf die chemische Reaktion und so weiter und nicht auf das,
worauf es ankommt.
化学反応その他が対象なのであって、
私の主張した方向ではないのであります。

Käme es auf das bloß Stoffliche an,
そのように、
単に物質的なものにのみ注意が向く場合には、

so müßte es ganz gleichgültig sein,
ob ein Rad als Spielzeug für Kinder oder bei einer Uhr verwendet wird.
たとえばひとつの歯車があったとして、
それが子どものおもちゃになるのか、
時計の部品になるのかどうかには、
完全に無関心になるに違いありません。

Aber es hängt immer davon ab,
wie ein Glied oder Organ in der Gesamtheit eines Wesens oder Dinges verwendet wird.
しかし、
それは常に、
ある分肢あるいは器官が、
生物あるいは事物の全体との関聯において、
どのように使われているかに依存しているのであります。

Es hängt nicht davon ab,
wie Menschenblut sich zu Affenblut verhält oder dergleichen,
問題は、
人間の血統が猿の血統にどのように関係しているか等々ではなく、

sondern wie die betreffenden Organe in den Dienst der Gesamtorganisation gestellt sind.
件の器官が組織全体との関聯においてどのような位置付けにあるかということなのであります。

Wie sich da wirklich das,
was wahr ist,
berührt mit der äußeren Forschung,
真実なるものが現実に、
外的研究とどのように合致するかは、

das zeigt uns ja am besten das Verhältnis Goethes zur Naturwissenschaft.
ゲーテ自然科学に対する關係がもっともよく示しているのであります。

In dem Zeitalter Goethes war in bezug auf die Naturdinge schon ein harter Materialismus im Schwunge,
ゲーテの時代には既に自然の事物に関して鞏固な唯物論が隆盛を誇っていたのであります。

und gerade die hervorragendsten Naturforscher,
そして当時の高名な自然研究者たちが、

die den Unterschied zwischen Mensch und Tier festhalten wollten,
人間と動物の区別を固く信じるようとする際に、

beriefen sich dabei auf etwas rein Materielles.
純粋に唯物論的な根拠に依存していたのであります。

Sie meinten,
彼らの主張によれば、

jener Unterschied zeige sich darin,
daß die Tiere in der oberen Kinnlade noch einen Zwischenknochen haben,
der beim Menschen fehle,
動物と人間の違いは、
動物がもつ上顎上部の中間骨に現れているのであって、
人間にはそれが無いのである。

und sie sagten etwa:
彼らはこんなことを言ったわけであります。
すなわち、

Das ist die Kluft zwischen Mensch und Tier,
daß das Tier noch einen Zwischenknochen für die Aufnahme der oberen Schneidezähne hat,
der Mensch aber keinen !
動物は上部犬歯を受け止めるために中間骨をもつが、
人間にはそれがない。
それこそが人間と動物の間の懸隔なのである!
と。

Für Goethe war das unerträglich.
このような主張はゲーテには耐え難いものでした。

Ihm kam es darauf an,
彼にとって大事なことは、

nicht in den einzelnen Baustücken,
そのような個々の構成物ではなく、

sondern in bezug auf die Art,
wie der Geist im Menschen und wie der Geist im Tier sich der Organe bedient,
人間における靈と、
動物における靈が、
自らの器官をどのように用いるかという、
そのあり方に関わるものであって、

den Unterschied zwischen Mensch und Tier zu finden.
そこにこそ、
動物と人間の違いを見出すことだったのであります。

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