『カポーティー短編集』_Posted at 00:07

何の変哲もない片田舎。
どこにでもあるありふれた町並み。
そこで起こるのは
世界を揺るがすに
とても足りない
ちいさなちいさな事件。

例えば
『楽園への小道』『銀の小瓶』は
そんなことを思わせる小品だ。


毎日
メディアが
センセーショナルに賑わしている
事件/事故の報道に
慣れてしまうと、
この手の文学作品の方が
却って現実味を感じるのは
何とも不思議な話である。