もんがいさん

勉強中ですが、なんだか小説以外のどんな本読んでも、"本当かよー、なんでそう断定できるの?"という気持ちが強くなってきました。そんなことを次のもんがいさんで、量子論、観念論あたりを盛り込んでいろいろと疑っていきたいと思います。

もんがいさんのゴンちゃんの文章、すごくいいなー。

2014/07/06 もんがいさんデー               
谷田幸、大田暁雄、坂本拓
15:00〜
1000円

第1限目 もんがいさん/谷田幸

『驚異の部屋からこんにちは:この世界と収集癖と』
第1回:Wunderkammer(1)

この世界のことを知りたいと思っています。
節操もなく、ありとあらゆることを。
そんなことは世界そのものがすべて過去となって定着し、
私が際限なくそれを眺めつくせるような存在でなければ難しいのは
わかっているのです。
でもそう思ってしまうのだから、
私は「そう思うようにできた」存在なのでしょう。

ならばひとまず、同じように世界をあまねく知ろうとした先人のことを
眺めてみることにしようと思います。
征服欲のままにではなく、好奇心のままにそうした人たちを。
何かひとつのことで世界を断じるのではなく、
欠片を集めることでこぼれ落ちるもののないように
世界を把握しようとした仲間のことを。

…てなわけで! 私のもんがいさんは
世界の欠片と収集癖が充満した《Wunderkammer=驚異の部屋》から
出発しようとおもいます。


第2限目 もんがいさん/大田暁雄
アルゴリズム的作曲 algorithmic composition」

巷でよく「アルゴリズム的○○」と聞くようになりました。特にデザイナーである私の周辺では、論理的な手続きによってグラフィックや建築などの形態を作る「アルゴリズム的造形(algorithmic art / design)」が一般的になりつつありますが、その多くは形態の目新しさを追っただけのように見えます。
「プログラミング講座 pro·gram」では数学的アルゴリズムを使って音を鳴らしてみる、ということを数回やってきましたが、世の中には「アルゴリズム的作曲(algorithmic composition)」という言葉があるそうです。私は音楽の専門家では全く無いので(ここが「もんがいさん」たる所以ですが)、それは一体どういうものなのか、これまでどういうことが行われてきたのかについてほとんど知りません。
アルゴリズム的作曲とは何なのか、そもそもcompositionとは何なのか、果たして我々が聴いているのは音楽なのか、それともアルゴリズムなのか。コンピューターを使わなくても作曲行為自体がアルゴリズム的じゃないのか。それは果たして面白いのか。
答えは出ないと思いますが、実践を含め、アルゴリズム的作曲、引いては「アルゴリズム的○○」全般と「composition」について考える機会になればと思っています。


第3限目 もんがいさん/坂本拓
“謎”探求その2

「人間の理解の外にある”モノ”」
UFO、超常現象、幽霊、神、悪魔、妖怪などは話題にしません。それも人間の理解の範疇だと思うので。