"実験音楽"って言葉

人それぞれで意味合い、解釈が違うので使うのはとても厄介だなと10数年前から感じてます。個人的にはどんな実験をしてどうなるのかを実践するものだと思ってます。
実験音楽というだけで毛嫌いする人もいるし、実験音楽=ただ単に"変な音楽"という拡大解釈する人もいるし、面倒くさい音楽だと思う人もいるし、とても狭苦しいと思う人もいるし、少し違う言葉を考えなきゃなと思ってもいる。もう実験音楽とか関係なく自分の考えたことを実験してる参加者もいるんでね。
別にポップになってもいいし、音楽からかけ離れてもいいし、これぞ"実験音楽"っていうのはそもそもないですから。実験してるかどうか、それだけ。内容はどうなってもいい。
でも、世の中のみんな楽しんで下さいとは、なかなか言えない。それはどんなことにも好き嫌いがあるから。それを、全然難しくないよ、面白いよ。見ればわかる、聞けばわかるとは思えない。それをしたら強制的な押し付けになる。そういった傲慢なことはできない。

方法論

芸術、音楽、美術、映像、文学、etc.すべて"何か"を表現、"何か"を実践する方法にすぎない、と僕は考えている。その中の派生ジャンルなんて方法論のさらに一部分でしかない。なのでそこから逸脱したもの、そこに組み込まれているようにみえるがそうではないもの、結果そこに組み込まれてしまっているものを見てみたい。
"なぜ"を突き詰めて残った"何か"について考えたいし、語りたいし、語ってもらいたい。方法についてはもういいです。結構過激なこと言ったかな。

次回の実験音楽演奏会

作品発表します。タイトルは「What happened?」シャマランの「ハプニング」、帰ってきたウルトラマン岸田森脚本の「「残酷!光怪獣プリズ魔」、諸星大二郎の「黒石島殺人事件」に影響受けた作品。自作の脚本朗読+プロジェクターの光演出。
まあ、僕のことよく知ってる人にはお馴染みのコンセプト。
そういえば、ヒルデガルト・フォン・ビンゲンの「生ける光の影」の幻視体験とかも共通してきた。この人、日常的に特に何の精神的変革がなく普通に見えてたそうですね。

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新図文、新解釈、ちょっと前の感じにも戻しつつ、相対時間で進行します。
2019/1/13 information
open 19:30 start 20:00
\1,000
information
坂本拓也 (図文作成、シチュエーション、CDJ+ keyboardによる解読)
小林寿代(bassによる解読)
平野敏久(rhythm machineによる解読)

成功

成功って概念は何を成功とするかで人それぞれ違うと思うんですよ。敬愛するジョージ・ハリスンも言ってる"僕は有名になりたかったんじゃない、成功したかったんだ。"
ジョージにとって有名になることは成功ではなかった。
それとは逆に"成功させられ者"っていうのもいる。他人の成功の概念に巻き込まれ、利用されてしまった人。それはどんなに名声や金を得ても非常に不幸なことだと僕は思います。

今年

夏以前の記憶がありません…。韓国いったのは覚えてます。楽しかった。また行きたい。そうだトミーちゃんが来てた
今年はsomething & something else & remainingのライブが今自分のやりたいことにしっくりきた。
https://tenselessmusic.bandcamp.com/album/something-something-else-remaining