泣いた赤おに (小学館文庫―新撰クラシックス)

浜田広介、好きなんです。
ちょっと暗いけど。
わけがわかんないのもあるけど。カエルがガマに連れてかれる話とか。
椋鳥の夢もなんだか暗いですよね。
というか、「泣いた赤おに」「りゅうの目のなみだ」の作者名として認識されてるんだろうか。
「ごんぎつね」もそうだけど、浜田広介とか、作品はともかく、知名度低くないか。
読後感の気持ちよさというか不快感とかカタルシスとかがあるので、オススメです。
まあ今更俺にすすめられたってどうしようもないわけだが。
いまは穴埋め期間なんですよ要するに。
二月分までどうやって埋めろって言うんだろ。一日でやる気か。

未来世界から来た男 (創元SF文庫 (605-1))

短編集のような…
さすがに二ヶ月以上スルーしてるともうどんどん脳細胞が死んでいきますね。
たしか強盗殺人野郎の話が大好きですよ。完全犯罪大失敗みたいな。
ブラウン先生は火星人ゴーホームもだけど、なんというか、ちょっとバカげてて、
それでいてなんだかイイカンジの話がうまい。

ただこれ、訳があんまり面白くない。
だからせっかくのウィットに富んだ話も台無し。
英文なんか読めない癖にケチはつけます。そらそうよ。