グリザイアの楽園 第10話(最終話)『ブランエールの種6』

尺の都合で改変もあった1期『グリザイアの果実』に比べ、カットはあるものの目立った改変は見られなかった2期『グリザイアの迷宮』『グリザイアの楽園』も最終話。原作では果実・迷宮の完成度が高かった為、期待されていた楽園が前作に比べてあまり評価が高くなかったりするわけですが、アニメで観るとそうでもないような。というのも、雄二奪還やらテュポーン戦やらスピード感のある展開をテキストで読むよりもアニメで観た方がテンポが良かったように思えました。それを考えたら楽園の内容はアニメ向きだったのかなぁと。楽園アフターの内容には触れずに大団円で終わらせ、締めとして一姫の義手ネタで終わらせる辺りスタッフ有能すぎる(笑)
放送前は不安だったアニメ化でしたが、蓋を開けてみれば満足のいくアニメ化でした。楽園のBDには書下ろしシナリオのゲームも付いているようなので楽しみ。個人的には麻子とギャレット大尉の訓練校時代の内容とか掘り下げて欲しいんですがはてさて。

チャッピー

愛嬌のあるロボット・映画タイトルなんですが、蓋を開けてみれば人工知能ロボットチャッピーがギャングの手に渡り人間の行動(主に愚かさ)に悩みながらも自我を育てていく何気に重いストーリー。しかも、作った人とチャッピーの母親代わりだった人物もロボットとして第二の人生を歩む形で終わるというトンデモ結末付き。タイトルだけ見て映画館に来たのか分からないが、小学生くらいの子供2人を連れた家族が観に来てたけど絶対予想していたのと違ったんだろうなと思ってしまった(笑) 自分としてもチャッピーが人と携わって自我を育てて、最後は人間の身代わりとなって壊れてしまい、再びチャッピーを作った人物が作り直すっていう展開を想像していたので意表を突かれました。
この作品の見所としてはやっぱりチャッピーの存在感が凄くリアルなところ。合成とは思えない程映像に溶け込んでいます。


評価:★★★☆☆

公式ページ:http://www.chappie-movie.jp/


大分間隔が空いたなぁ。その間に『ワイルド・スピード スカイミッション』観たり、今更ながら友人に勧められていた『この青空に約束を―』をプレイしたり。まぁまだ1周しかプレイしていませんが。もちろん幼なじみの海己。

グリザイアの楽園 第2話『カプリスの繭2』

OP公開。1クール目が良すぎたのか、使い回しが多いからなのか正直盛り上がりに欠けるような・・・。今回はどちらかというとEDの方が好きかもしれない。
時は流れ雄二も成長し、アメリカの訓練校へ。麻子と訓練校で同期のギャレット大尉のスパルタっぷりはアニメでも健在(笑) 雄二過去編は全体的に面白いけど、「楽しい」と思えるのはやっぱりダニエルやミリーなどが出てくる訓練校の場面だよなぁ。原作やりたくなってきた。
次回で『カプリスの繭』は終わりかな?
グリザイアの楽園のBD・DVDには新作ゲームが特典として付くとのことで。個人的には麻子とギャレット大尉の訓練校時代をお願いしたいところ。

グリザイアの楽園 第1話『カプリスの繭1』

タイトルは『グリザイアの楽園』となっていても原作の内容的には『迷宮』。
やっぱり麻子の雄二に対する師匠っぷりが良い。言うこと全てが名言に聞こえてしまうから困る。以前個人的に麻子のセリフで気に入ったものまとめてみたわけだけど、本当に麻子がいるからこそ楽しいってところがあるよね雄二の過去編は。まぁ雄二が軍に入ってからのヤブイヌ小隊時代も好きではあるけど。
どうしても情報量がある所為かセリフとセリフの間とか無言で作り出す雰囲気よりも展開を優先させているからか、相変わらずダイジェストっぽい感じがするんだけどそこら辺はしょうがないか。雄二過去編もあと3、4話くらいで終わらせないと楽園の内容が詰まってくるからなぁ。EDで麻子が雄二の背中を押すシーンは良いなぁ・・・。てっきりOPも今回公開されると思ったんだけど、次回?それとも楽園の内容が始まるまでお預け?

ドラゴンボールZ 復活の「F」

前作『神と神』を観たので今作も観たわけですが・・・。原作では悟空がスーパーサイヤ人になってようやく勝てる存在だったフリーザの復活。とは言っても、既に悟空はスーパーサイヤ人どころか2・3・ゴッドになっているわけで、フリーザが第一形態進化したからってどうにかなる相手じゃ・・・とも思うんですが、もう超絶インフラ起こしてるこの作品でいうことじゃないんですよね。ってことは分かってるんですが、スーパーサイヤ人ゴッドSS(スーパーサイヤ人)になれる悟空とベジータ、それにフリーザが"様"付けするビルスとその師匠ウイスフリーザより強い存在が多い所為で緊張感も何もあったもんじゃない雰囲気。それに悟空は油断して光線銃でやられるし、フリーザが地球破壊してもウイスが時間を戻して直してしまうし、スッキリした気持ちで観終える作品では無かったような。戦闘は相変わらず動きまくってて楽しかったんですけどね。

評価:★★☆☆☆

公式ページ:http://www.dragonball2015.com/