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2017-02-08

スプリングワッシャの素晴らしさ。

14:54 | スプリングワッシャの素晴らしさ。を含むブックマーク スプリングワッシャの素晴らしさ。のブックマークコメント

1970年代前半。学研のおもちゃ(学習研究社の教材)で「メカモ」というものがありました。

亜鉛めっき鉄板を使った小型ロボット群です。動作制御はリンク式。モータはマブチモータ。電源として単一電池4本を使う(6V)。ギアボックスからごちゃごちゃと細かいリンクを末端まで通して動物の動きを模倣する。

「動物ロボット メカーモ!(メカモ!)」というフレーズでテレビCMも打っていた。

私はもう大好きでした。

そのメカモ。フレームの組立てにおいて、2種類のねじ止め方式を多用する。

ひとつはスプリングワッシャ。もうひとつは真鍮製のブッシュ

スプリングワッシャはナットの裏面にテンションを加え、ボルトの緩みを防止する。ブッシュはボルト軸の表面に滑らかに回転できる空間を与え、リンクの動作を可能とする。当時のリンク式ロボットはこれらの組合せによって機構を確立していたわけです。

さて今回の演示(展示)。

トータル50人以上の人々にロボットの操作を楽しんでもらった。

強度的にやばいとも思っていた。部品は3Dプリンタ製なのです。なのでスペアを2台分用意し、いざとなったらフレーム交換する体制で臨んでいた。

全然大丈夫でした! これには驚き。3Dプリンタで印刷した部品はまともに作られた部品なみに強い。まったく問題ない。小規模生産に使えちゃいますね。

で。

必ず緩むと思われる箇所があった。過去に何度もナットが外れていた。二重ナットにしていてもだめだった。なんの全然。スプリングワッシャの追加でこちらも問題なくいけちゃった。

耐久性はこれまでの演示教室等で使われてたそれにまったく劣らない。

これは凄いことです。

※数セット用意すれば即座にある種の展開が可能である。

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