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2017-11-14

いつの間にかMacintoshのヘビーユーザに。

00:28 | いつの間にかMacintoshのヘビーユーザに。を含むブックマーク いつの間にかMacintoshのヘビーユーザに。のブックマークコメント

10年落ちのMacですが筐体2台になりました。

しかも1台はWindows、1台はUbuntuという非道。添付OSなしという理由もありますが、これらはAppleOSより純粋に使いやすいと思う。

それにしてもOS8の時代は良かったな〜(←古代人)。

TiMidityとかまじでびっくりした「こんなものがあるのか」。個人が起こしたmidiファイルが配布されていた。まだブロードバンドもない時代。音楽は記号として流通していたのである。

16トラックのmidi編集ソフトがMacFanの付録で「無料で」配布されてたのにも驚き。2000年台前半では10000円前後のタグがつく商品だった。しかし20世紀では膨大にフリーソフトが流通し雑誌1冊で思い切り楽しめた。

それらの雑誌も自分が買ったものではないのだ。DAIGAKUが導入したMacintoshで使うためにMASAOが購入し、月遅れになったものを私の家に持ち込んできただけなのである。

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試行錯誤だったiMacの外見が2008年頃に定まりそれが現在まで続いてるのだが、改めて触れてみて驚愕した。素晴らしいのだ。

Core2Duoを収めていながら無音でありHDDのシーク音すらしない。現在のスティック型PCの方がうるさいくらい。画面サイズは当時の一体型パソコンで最大のものである(これは現在でもそう)。パーソナルユースを目的として小型を志向してたMacintoshがこのタイプのiMacから巨大化の道を歩んだ。質量は11kg以上もあるのである(しかもその質量は筐体を構成するアルミニウムフレームの巨大さに拠る)。取っ手はない。女の子がひとりで扱うのに危険を感じる重さなのだ。このデザインの直前までiMacは持ち運び簡単な簡易パソコンだったのである。

この24インチ画面を目の前に置き、A4書類とブラウザディスプレイの左右に開き、下部のスピーカーから音楽を再生するとパソコンだけの環境が完結してしまう。VRではないけどパソコンとの対話だけでおわってしまう。世界がパソコンの向こう側に存在する。パソコンを通して他者とやりとりする環境が生まれてしまうのだ。

正直。私はいままでネットでちまちま書いててもメール交換してもネットに没入する経験などなかった。ネットを通して他者と交流する感覚はなかった。そういう感覚を主張する人々を不思議な目でみていた。

iMacの巨大画面を目の前にして驚いた。自分が画面に没入している。画面の中に生活をみている。

なんなんだこれは。みなこうしてネットをしていたのか。みなこうしてゲームしていたのか。みなこうしてテレビやYouTubeの映像をみていたのか。

そういう感覚ほんとになかったのでびっくりなのですよ。

最初の本を書いたとき画面を見つめる作業ばかり続いたのでいらいらした。精神的に耐えられなかった。原稿あげた瞬間に東京から仙台まで自転車で漕ぎ続け、本が出たなら出たでサイドカー北海道まで向かった。そうしてパソコンの前にいるのに耐えられないんですよ。でもiMacは既にそういうものが社会の前提になってることを気付かせる。

まじでカルチャーショックだった。まじで。

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買っておいてもよかったな。10年前にiMacの最上位機を。ディスプレイの面積と静音さだけで選んで。

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AppleiPhoneが登場するまでMacintoshiPodをちまちま売るしか能のないメーカーだった。iPhoneが登場したとき日本の携帯メーカはこぞって「あんなの意味ない」とけなしまくったのだ。

現在では完全に地位は逆転してしまいました。

そのiPhone。いまみたらiMacと基本デザインが同一で驚く。大きなスクリーン。無垢の金属の外周枠。その時代においての最高性能。iMacの売りである部分を他製品に転用したのだ。それ以前の携帯は統一性のない折れ曲がるデザインやプラスチッキーで下部にボタンを備えるデザインばかりだったのである(Appleはいまでもアルミ合金の材質やステンレスの材質にこだわる。iMac以来である)。

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驚きは他にもある。Ubuntu Studio 17.10 (64bit) これが軽快で使用してて全く不満を感じない。10年前の2コア2スレッドCPUで楽勝そのものなんだ。なんなのこれ。

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