ずっと映画のことを考えている

旧「Editor's Record」(2023.2.28変更)

「6才のボクが、大人になるまで。」リチャード・リンクレイター

平凡な人生はない。どこにでもありそうな日々を積み重ねていくだけで、それはやがて、ドラマティックで、誰のものでもない、自分だけのかけがえのない「人生」となる。家族が、ともに笑い、泣いて、傷つき、ぶつかって。わかりあえているようで、いくつになっても、ふと気付かされることもあって。生きることのキラキラとした断片を、誰もやったことのない方法で、見事に切りとった美しい映画。シンプルな原題「Boyhood」も、とてもいいね!


http://6sainoboku.jp/