アメリカ軍の訓練ビデオ

↓以下のところから(ARTIFACT@ハテナ系・2004年9月29日)
http://d.hatena.ne.jp/kanose/20040929#ud

劣化ウラン弾といえば、愛・蔵太さんということで感想を見たら、アメリカ軍で作られたがお蔵入りしていしまったという劣化ウラン弾扱いマニュアルのビデオの件が触れられておらず。あれが一番気になったんだけどなあ。

以下の奴がそのビデオに相当するかどうかは不明ですが、一応ご紹介。以前にどこかで拾った記憶はあるんだけど、俺のダイアリーでは紹介してなかったかも。
↓Why Has Our Military Refused to Show This Training Video To Our Troops Now Serving In Iraq?(なぜ米軍は現在イラクで活動中のわが軍にこの訓練ビデオを見せることを拒絶したのか)
http://www.informationclearinghouse.info/article3581.htm
前半は劣化ウラン弾に関する基礎知識で、後半がマニュアルっぽくなってます。画像の状態はとても悪いので、何がなにやらよくわからないですが、放射能防護服より防塵マスクのほうが重要なような。劣化ウラン弾に撃たれた兵士をガイガーカウンターでチェックするのは、撃たれた弾丸が一応劣化ウラン弾なのか確認する以上の意味は持たないみたいですが…。
ということで、id:kanoseさんにトラックバックを送っておきます。

カラシニコフ・ウオッカ

以下のサイトから。
カラシニコフ少将、ウォッカを発売(無能な怠け者の呻き)
http://d.hatena.ne.jp/KampfGr_Zbv/20040922#p1
こちらへ。
アサルトライフルAK47の設計者、ウォッカを発売(海外ボツ!News)
http://www5.big.or.jp/~hellcat/news/0409/21a.html

長い間、わたしの設計した銃の名声を、何か良いことをしてもっと広めたいと願っていました。

ウォッカ」じゃなくて「ウオツカ」が正しい表記かと思ってたんだけど、どうでもいいや。魚塚。

福野礼一郎というのは何者なのかという話(リスペクト)

まぁ、世間的には自動車評論家(ライター)ということになってますが、『またまた自動車ロン』(福野礼一郎双葉社)(→bk1)(→amazon)(→書籍データ)を読んだら、その論とメカニック(工学)的な分析に驚愕。車のことはくわしくないんで、車種とか出されてもわからない部分が多いんですが、たとえばこんなテキストはどうでしょう。P17。

 アルミ構造は主として航空機の分野で発達し多用されているが、飛行機とクルマの設計条件の最大の違いは前者が衝突を想定していないことである。アルミ構造体は剛性同等なら構造体としての弾性変形率が小さく、つまり同じ衝突エネルギーが加われば鋼構造体より塑性変形(=永久変形しやすい)。またアルミには弾性変形域から塑性変形域に入るときのはっきりとした節目(降伏点現象)が存在しないから、いったん塑性変形してしまった部材を元通りに修復するのは非常に難しい。いかに設計を工夫しようともこれは逃れることのできないアルミの宿命である。
 ともかくモデナ(引用者注・クルマの車種)を買ったら決してぶつけないことだ。万一ぶつけたら直そうなどと考えず、とっととスクラップにしてリサイクルに貢献したほうがいい。

こんなワクワクするテキストが満載です。
クルマの話は俺のダイアリー読んでいる人と相性合わないような気がするんで、明日は同じ本から「戦車」と「銃」に関するテキスト(蘊蓄テキスト)を引用してみます。
俺の守備範囲でないところにいる、世間的には有名かもしれないけど、俺が今までまったく知らなかったすごい人のテキストに出会う、という経験は最近はしょっちゅうです。
↓以下に続きます
http://d.hatena.ne.jp/lovelovedog/20041003#p1