『新聞社 破綻したビジネスモデル』『作家の生きかた』『ヒット商品を最初に買う人たち』

本日の読みたい本・おすすめ版(2007年3月あたり)。

新聞社―破綻したビジネスモデル (新潮新書)

新聞社―破綻したビジネスモデル (新潮新書)

★『新聞社 破綻したビジネスモデル』(河内 孝 著/新潮社/735円)【→bk1】【→amazon
新聞という産業は今、様々な危機に直面している。止まらない読者の減少、低下し続ける広告収入、ITの包囲網、消費税アップ、特殊指定の見直し―そして何より、金科玉条としてきた「部数至上主義」すなわち泥沼の販売競争は、すでに限界を超えている。いったい新聞は大丈夫なのか。生き残る方策はあるのか。元大手紙幹部が徹底的に解き明かす、新聞が書かない新聞ビジネスの病理と、再生への処方箋。
作家の生きかた (集英社文庫)

作家の生きかた (集英社文庫)

★『作家の生きかた』(池内 紀 著/集英社/520円)【→bk1】【→amazon
借金、病気、酒好き、ホラ吹き…。優れた文学者たちは、普通なら非難される人生のマイナス要素をプラスに逆転させ、自己の世界を表現していった。著者は太宰、芥川、井伏など、自身の愛する作家たち20人を「生きかた名人」と呼び、作品をひもときながら、その人生を探る。
ヒット商品を最初に買う人たち [ソフトバンク新書]

ヒット商品を最初に買う人たち [ソフトバンク新書]

★『ヒット商品を最初に買う人たち』(森 行生 著/ソフトバンクク/735円)【→bk1】【→amazon
ゲームオタクには相手にされなかった「ニンテンドーDS」。二流の音響機器と思われていた「iPod」。中年男性以外が買っていた「ヘルシア緑茶」など。最初は失敗作と思われていた商品が、その後なぜヒットしたのか?そのカギは、最初の買う人たち=イノベータが握っていた。気鋭のマーケターが解き明かす最新ヒット現象の裏舞台。