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愛・蔵太の気になるメモ(homines id quod volunt credunt)

2009-01-28

[]『連邦刑務所(プリズン)から生還した男―FBI囮捜査と日本ヤクザ』『昆虫食先進国ニッポン』『誰も「戦後」を覚えていない 昭和30年代篇』

本日の読みたい本・おすすめ版(2008年12月あたり)。

★『連邦刑務所(プリズン)から生還した男―FBI囮捜査と日本ヤクザ』(山平重樹/筑摩書房/1,600円)【→amazon

オトリ捜査や司法取引はアメリカでは日常のこと。捜査官が扮した売人に麻薬売買を持ちかけられ、断ろうとしているとショットガンを持ったFBIがやってきて現行犯逮捕、それが本書の主人公吉村氏。現役の親分である。すべてFBIが筋書を作ったものだった。終身刑も予測されるなか、吉村氏は司法取引に応じて有期刑が確定する。以後10年に及ぶ獄中生活が始まる。そこは、多様な民族・人種がそろい、マフィアのボスが束ねる暗黒街の縮図。目の前で起こる殺人や賄賂の横行。しかし日本では考えられないような自由な空間でもある。外部との通信や面会もほとんど自由。吉村氏は天性の明るさで所内の人気者になっていく…。アメリカ流に負けず、明るく獄中を生き抜く方法。アウトロー・ノンフィクションの傑作。

昆虫食先進国ニッポン

昆虫食先進国ニッポン

★『昆虫食先進国ニッポン』(野中健一/亜紀書房/1,600円)【→amazon

多種多様な虫を食べるアジア、アフリカに比べてもひけをとらない日本。昆虫採取にかける手間と時間、調理の繊細な下ごしらえと味付け、流通の四通八達、マーケットを意識した商品づくりは、どれも世界一。日本人の工夫の数々を深く、愉しく探る。

誰も「戦後」を覚えていない 昭和30年代篇 (文春新書)

誰も「戦後」を覚えていない 昭和30年代篇 (文春新書)

★『誰も「戦後」を覚えていない 昭和30年代篇』(鴨下信一/文藝春秋/750円)【→amazon

日本人の本当の姿が見える昭和30年代を、政治、文芸、映画、音楽、テレビ、犯罪、災害など、世相の硬軟をとりまぜて、ユニークな視点からふり返る。大好評シリーズ第三弾。


読みたい本・次点。

『ザ・オイルマネー―ドバイ原油先物取引所を創った新卒米国人青年の奮闘記』(ベン・メズリック/アスペクト/2,000円)

『愛蔵と泡盛酒場『山原船(やんばるせん)』(下川裕治/双葉社/1,600円)

『よくわかる!軍用機の基礎知識』(坪田敦史/イカロス出版/1,619円)

『よくわかる!艦艇の基礎知識(新版)』(菊池雅之/イカロス出版/1,714円)

『思想としての翻訳―ゲーテからベンヤミン、ブロッホまで』(三ツ木道夫編/白水社/3,400円)

『逆さまの地球儀―複眼思考の旅』(和田昌親/日本経済新聞出版社/1,900円)

『封印された日本古代史ミステリー―日本史の通説がくつがえる50の真説』(久慈力/学習研究社/1,400円)

『「哀しみ」という感情』(岸田秀/新書館/1,800円)

『エジプト考古学者の独言(ひとりごと)―週刊作治』(吉村作治/アケト;汐文社〔発売〕/1,200円)

『サハラ紀行―岩絵と塩のキャラバン』(小長谷信夫/(大阪)パレード;星雲社〔発売〕/1,400円)

『談志狂時代〈2〉師匠のお言葉』(立川談幸/うなぎ書房/1,800円)

『ザ・フー―The Legend of Rock』(/ヤマハ・アトス・ミュージック・アンド・ビジュアルズ;ヤマハミュージックメディア〔発売〕/3,800円)

『怪のはなし』(加門七海/集英社/1,400円)

『福沢諭吉 背広のすすめ』(出石尚三/文藝春秋/750円)

『おかみさん』(海老名香葉子/文藝春秋/720円)

『昭和天皇の履歴書』(文春新書編集部編/文藝春秋/900円)

『女が嫌いな女』(週刊文春編集部編/文藝春秋/820円)

『“人使い"の極意―乱世を生き抜いた知将の至言』(小松哲史/新潮社/680円)

『女装する女』(湯山玲子/新潮社/700円)

『「汚い」日本語講座』(金田一秀穂/新潮社/680円)

『カラオケ秘史―創意工夫の世界革命』(烏賀陽弘道/新潮社/680円)

『今宵も酒場部―飲んで描いたおとなの部活動報告』(牧野伊三夫;鴨井岳共/集英社/1,000円)

『鉄ちゃん、鉄子の面白すぎる鉄道雑学の旅』(慶應義塾大学鉄道研究会編/河出書房新社/514円)

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