ブラジルの『ディエゴ』

デイェゴ(ジエゴ)

 さあ週も明けて月曜日のサッカー動画王がお送りするのは、ブラジルの『ディエゴ(ジエゴ)』だ。

続々と欧州各国のリーグ戦が開幕している中、ドイツブンデスリーガで誰よりも目立った活躍をしている。今シーズンポルトガルのFCポルとからドイツのブレーメンに移籍すると、昨年まで中心選手だったミクー(元フランス代表、パルマ中田英寿とレギュラーを争った選手)の穴を埋めるどころか、とてつもない次元のプレーを見せ、話題をかっさらっている。

ポルトガル時代はあまり目立った活躍ができなかったものの、それはポジションが合わなかったためで、本来ブラジル時代には、レアルマドリードの10番をつけるロビーニョとの黄金コンビでブラジル国内最高選手の評価を得ていた。当時はジエゴと呼ばれていたが、現在はディエゴと言われることが多く、その名前もあってかアルゼンチンのディエゴ・マラドーナの様な夢をサポーターに魅せている。

どうしてブラジルにはこうまですばらしい才能が次から次へと生まれてくるのか半ば呆れるが、このディエゴのプレーもあっという間にブンデスリーガトップになる程すばらしい。例によってブラジル人らしく穴などないのだが、中でもすばらしいのは、ボディバランスと強引さだろう。10番選手というと、どうしても線が細くテクニックを売りとする者が多いが、ディエゴは違う。低い重心と安定した足腰を強味に、強引に競い合って行くことができる。下記のサッカー動画でも、ドイツの屈強なDFに突っ込んで行くディエゴのプレーがあるので確認して欲しい。球際でいわゆる泥臭いプレーを行ったり、勝負ギリギリの際で見事な決定力を発揮する特別な才能も持っている。ロナウジーニョ、カカー、ジュニーニョ・ベルナンプカーノ等を追い上げる1番手だ。

ブレーメンにはドイツ代表のエース『クローゼ』と早くも見事なコンビネーションを見せ始めているので、ドイツ最強のホットラインとなる可能性もある。チャンピオンズリーグでは、なんとバルセロナチェルシーと同組となった。この2強の対決に注目が集まるが、決してブレーメンを侮ることはできない。まさかのジャイアントキリングが起きた時、そこには必ずディエゴが存在しているはずだ。

□『ディエゴ(ジエゴ)』サッカー動画 超絶テクニック by YouTube


ディエゴのオーバーヘッドキック!


マジックパス(1'05")&強引な突破後のアシスト(3'20")


このボールコントロール(1'20")&このキープ力(5'34")&このパスセンス(6'00")


ポルト時代のディエゴ(ジエゴ)


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『ディエゴ(ジエゴ)』選手データ by Wikipedia


Full name Diego Ribas da Cunha
Date of birth February 28, 1985
Place of birth Ribeirão Preto, Brazil
Height 1,73m
Nickname Diego, Dieguinho, the white Pelé
Position Attacking midfielder

Club information

Current club SV Werder Bremen

Youth clubs
1997-2002 Santos FC

Professional clubs*
Years Club Apps (goals)
2002-2004
2004-2006
2006- Santos FC 64 (21)
FC Porto 49 (4)
Werder Bremen 2 (1)

National team
2003- Brazil 14 (2)


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