小さな本の大きな世界作者: 長田弘,酒井駒子出版社/メーカー: クレヨンハウス発売日: 2016/04/08メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (3件) を見る
いまなお、出版を求める声が鳴り止まない長田弘さんが
昨年亡くなる直前まで、11年間書き続けた連載エッセイ145編。
絵本作家、酒井駒子さんの絵とともに1冊にまとめられました。
絵本、童話、児童書、図鑑など、
様々な本を通して、「大きな世界」の広がりを感じさせてくれます。
様々なジャンルの本を読まれているのはさすが長田弘さん!
既に読んだことのある本から未読で気になっていたもの、そして興味がない分野の全く知らなかった本もたくさん。
私にはけっこう難しい部分もあったけれど、とても読み応えのあるエッセイでした。
酒井駒子さんが描かれたうさぎの絵のかわいらしい仕草に癒されながらゆっくり読みました。
特に好きな絵本『ルリユールおじさん』『としょかんライオン』『空の絵本』についてのエッセイは共感しながら読みました。
我が家でも購入した『マップス 新・世界図絵』についてのエッセイは考えさせられました。
「変」と言われている部分は、たしかにそうかも・・・
・読みたい本
『シカゴよりこわい町』『シカゴより好きな町』リチャード・ペック著
『あべ弘士 どうぶつ友情辞典』あべ弘士著
『本泥棒』マークース・ズーサック著
『ニルスのふしぎな旅』上・下 セルマ・ラーベルレーヴ作
『せんをたどって』ローラ・ユンクヴィスト作
『伝説の編集者ノードストロムの手紙 アメリカ児童書の舞台裏』レナード・S・マーカス編
『いまファンタジーにできること』アーシュラ・K・ル=グウィン著
『はじまりのはじまりのはじまりのおわり 小さいカタツムリともっと小さいアリの冒険』アヴィ作
『しきぶとんさん かけぶとんさん まくらさん』高野文子作