loverroseの日記

2007-02-26 オレンジ

明るいオレンジ

だけどそれは悲しみの色



夕日は沈んで消えていく

夕日の色はオレンジ




黄色と似てるオレンジ

だけど全く正反対なオレンジ

だって沈むんだもん

だって消えていくんだよ




そうやって幼い子は言っていた





お母さんはそうは思わないけどな

でも言われたらそうかもしれないね






ううんそうかもじゃないよ

そうなんだよ






「悲しみに消えた空は二度とは戻ってこない」







いつかは夕日も見れなくなる。






2007-01-07

染色


「うわぁ、綺麗な色」



そう綺麗だと思ったから発された言葉

私しか知らない特別な色

本当に綺麗だから誰にも見せてあげない。




「こんな色作れるなんて、私凄いなぁ」



自画自賛だけれども

其れ程までに綺麗だと思ったからだよ

その色を手にとると

自分の手が綺麗な色に染まって幸せだと思ったの

だけどその色はすぐに床に染み込んで

いってしまったから無くなってしまったの





「もっと作らなきゃ」




私は家の中を歩いて

色を作る材料を探したの

この色を作るのは難しいの

だって材料が希少だから




「あっ、お兄ちゃん、色作るの手伝って」

「色?」

「うん!」

「一人じゃ作れないのか?」

「うん、だからさっきお母さんに手伝ってもらったの」

「そうか」




お母さん手伝ってくれたから

疲れちゃったみたいなんだよね

もう動かなくなっちゃったんだ。




「やっぱ綺麗ー」




お兄ちゃんが手伝ってくれて

また綺麗な色が作れた。

だけどお兄ちゃんも疲れちゃったのか

動かなくなってしまった。





でも綺麗な色が作れたからいいや

お兄ちゃんから溢れている綺麗な色

これって人間にしか作れないのかな?





「これ何色って言おう?」



止まることなく流れる色

人はこれをなんて呼ぶんだっけ?

あー血って言うんだっけ?





2006-12-16

名も無き




ーとある場所に一人の少女ー



少女に名は無く

誰からも呼ばれなかった。

誰とも会話をしなかった。




「ねぇ」




声をかけられた少女は驚いた。

自分の同じくらいの少女が自分に話しかけている。

その事実に驚きを隠せない。





「存在理由を教えてよ」




笑顔で突然そんな事を言う少女

言っている意味は分かるが

言われた少女にはなんて答えて良いか分からない。





「…」

「黙ってないで、なんか言ってよ」




初対面の人になんで

こんなにも強引に迫られているのだろう。

戸惑っている少女の視界は突然真っ暗になった。





死んでるの…?

生きてるの…?




感覚が無い。

陥ったの?

何処に…何処に…?





「消えーた」





形も無く

存在も無く

誰にも知られる事も無く

名も無き少女は

名も知らぬ少女に消された。



2006-12-05

そうね私



私は脆い??

なんて誰かに問いかけてみる。

混沌の世界の真ん中に居る訳じゃないけど

何故かとても傷ついている気がするの。



そんな冷たい瞳で見ないでよ。

私の方が辛いのよって瞳で見ないでよ。

人の辛さなんて天秤ではかるものじゃないの。



だから貴女の辛さを比べないけれども

私の辛さとも比べないで…

私に触れないで欲しいのよ。

私の痛みに触れないで欲しいのよ。




でも結局

どっかでは関わって欲しいのよ。

2006-11-26

譜面



譜面通りにピアノを弾く人が居たの

それはとても素敵だったわ

だけど私には何か足りなかったの

譜面通りだったからかしら?

何か決まりごとに囚われてる人は好きじゃないわ

だってルールに縛られるのが私嫌いだから

でもね、素敵だったのよその人は

矛盾してるかしら?

笑わないでね

人間どこかに矛盾は存在するんだから



そうね一つだけ言えるなら

私は彼の事が好きなのかしらね?



そのピアノの上を滑った指で

触れて欲しいだけなのかもね



ピアノに嫉妬したのよ











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