no title


何もかもはじめから無かったって思えれば、そんな簡単な事はない。私は何の為に存在していたんだろう?私って、何?これが私をくるしめる。それでも大切にされてるって感じる瞬間もあったって、愛されていると感じる瞬間があったって、そんな事を覚えている方がつらい。はじめから本当はなにもなかった。私だけが必死になって一生懸命になってたのかな、そんなの馬鹿みたいだ。私だけが何も知らないでいた。何故、だけがのこる。巨大なケーキを隠して待っていてくれたことや、ガーベラの花を持って走ってきた事や、ちゃんと電車に乗れたか心配してくれたことや、布団をかけなおしてくれたことや、いつも車道側をあるいてたことや、とてもあたたかな顔でわらったことや、そんなのはどう理解すればいいのだろう。そうしながらもいつも、彼女の事を想っていたのかな。はじめから何もないのに、なんでそんなことをする必要があったのだろう。思い出さないようにする、なんて、ろくなことにはならないな。記憶から逃げるほど何か変な感情がわだかまって固まってしまう。彼女はとても可愛らしくて素直で、私には何も無いな。それでも傷ついても相手にありがとうが言える人って、どれだけ強いんだろう。私にはいつもこれが足りなかったのかな。もう何も残ってないや。もう明日には私の名前も忘れてるだろう。はじめからきっと私には何もなかった。けど、私だけは真剣な感情をもっていたという事実だけそれは、私にとって得られたものなのかなぁ。



なんか、よく分からないけど。midnight bankrobbersの歌詞カードの中にある、鳥の写真が凄く好きだな、今日携帯の待ち受けにしました。




もう、明日は試験だから寝る。