「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

BOOK〜『島田紳助 100の言葉』

島田紳助100の言葉 (ヨシモトブックス)

島田紳助100の言葉 (ヨシモトブックス)

テレビにはかかせない名司会者・島田紳助。実は本もたくさん書いているのだ。(^u^)


BOOK〜『ニッポンを繁盛させる方法』(島田紳助東国原英夫
http://d.hatena.ne.jp/lp6ac4/20110215


この本は、ときおり番組でも語っている島田紳助の発言集。実に深い。取ってきた言葉ではなく、自分の実生活と体験の中で紡ぎだした言葉なんだろうと思う。へんな本よりもずっとためになる。そのエッセンスを紹介しよう。


辛いこと、苦手なことをやって苦しいときは成長している証しです。だから、ニヤッと笑いながら苦しんで下さい。


手も足も自由に動くのに、自分の心だけは、自由に動かない。それが人間というものです。好きになってはいけない人を好きになるし、わかっているのに悩みを抜けられない。でも意識すれば、ほんの少しでも、動くようになるのではないか。少しずつ、心の手足を動かすリハビリを。きっと昔より少しは動くはずだと信じて。


・頭で記憶したことは忘れてしまうし、話そうとすると、どうしても記憶をたどってしまう。しかし、心で記憶すれば、一生忘れない。学校で覚えたはずの公式はわすれたけど、中学時代、高校時代のあのシーン、あの言葉は、今でも鮮明で記憶して、話すとあの時の感情のまま語れるのです。だからいつも、感動して記憶するのです!
心に記憶する方法は、そのことに深く感動することです。すごいなと思った時。勝手にドラマチックに考え、行動するのです。そして、記憶を整理するため、帰って誰かに話す。三回ね。三回話すと心にしっかり定着し、言葉が整理されて記憶されるのです。


思い出というのは、子供の頃に体験した運動会の玉入れに似ています。その時は夢中で、何が入っているかわからない。そして、やがて時間が経ってホイッスルが鳴って、年老いた私は玉を数え始めます。
一生懸命に生きた時代の思い出が何個入っているか、年老いて知るのです。たくさん玉を入れる方法を教えます。それは、たくさん玉を投げることです。運動会と同じです。たくさん投げないと、投げた以上は入らないし、思ったほど入ってないよ。だから頑張って、夢中で投げないと。あっという間にホイッスルが鳴ってしまうよ。


・芸能界で成功するには、簡単は公式しかありません。【X+Y=Z】というシンプルな式です。
Xとは、世の中や芸能界の流れ。Yとは、自分にできること。世の中の流れと自己の戦力。このふたつを完全に分析することが、最も大切です。それを日々考える。そして人の話を聞く。時には、子供の話や一般人の言葉の中にヒントがあるのです。


いい恋をすると、別れが悲しい。楽しかった分、同じだけ悲しい。だから、心の中はプラスマイナスゼロです。ゼロならする意味がないのでは、と思うかもしれない。しかし、何もないゼロは意味のないゼロ。何かあったゼロは、意味のあるゼロです。だから、恋をしないと


誰かを好きになったら必ず告白しなさい。しないと、何年も経ってから後悔します。それは、成功したとか失敗したとかではなく、あの時告白していたらどうなったかの答えを知ることができなかったことにです。恋の答え合わせは、その時しかできないのです。10年経って相手に再会したとして、相手は正確に答えることなんてできないのですから。


・人は、頭で思うことなら止められます。こんなことはしてはいけない、と。しかし、頭より先に心で思ってしまったことは、おそらく止められません。人を好きになるのは、頭より心が先です。だから、止められない。「あの人はダメだ」といくらまわりが忠告されても、心で先に思ってしまったら。本人でも止めることはできないのです。


30秒を超えると、人は退屈や長さを感じて、集中力が低下します。まずは30秒。それ以上の時は、笑いが入らないと厳しい。集中力の限界です。30秒ルールです。話が長い人っていますからね。内容もないくせに。


・数年前、「羞恥心」というグループで曲がヒットしました。他人から見れば偶然ですが、私には偶然ではないのです。20年前からの夢であり、
まるで趣味のように、歌を作っていました。『羞恥心』の作曲者である高原兄とです。20年間、ことあるごとに作り、トライしましたが、成功しなかっただけです。そして数年前に再度トライし、結果がでました。私と高原との長い夢が叶った瞬間です。ふたりで酒を飲み、感動しました。
私は成功ばかりしたように見えますが、成功しかみなさんの目に触れないのです。私の山のような失敗の一部に成功があります。そしてその失敗も、まだまだ可能性のある失敗で、私の中では「いつかきっと」と信じていたりします。他人は成功しか見ないのです。失敗を恐れずトライです。トライしないと成功は一生ないのですから


ん…深い!恋をしないとね。(^u^)