この本は、今年読んだ本の中でベスト3に入るだろう。衝撃的なラストと驚愕的な中身に唖然…。
あの「ひらがな」の意味は…そ、そうだったのかあ…(*_*)
「社会の暗部を暴き続ける、カリスマ・ドキュメンタリー作家の「心中事件」。相手は、有名女優の妻ではなく、不倫中の女だった。そして、女だけが生き残る。本当は、誰かに殺されたのではないか?「心中」の一部始終を記録したビデオが存在する。不穏な噂があったが、女は一切の取材に応じなかった。7年が経った。ひとりのルポライターが彼女のインタビューに成功し、記事を書き上げる。月刊誌での掲載予告。タイトルは「カミュの刺客」。しかし、そのルポは封印された―。いったい、なぜ闇に葬られたのか?
・「今出版界で密かに話題となっている、掲載禁止になったルポルタージュ、読みたくありませんか?」数年前にマスコミを賑わせた、ある事件について取材したルポ。一体なぜこの若橋呉成著「カミュの刺客」が掲載禁止になったのか?それは極めて特異な理由からでした。
・世間を震撼させた「熊切敏心中事件」。
どう考えても、熊切に心中する理由が見つからない。一体なぜ、天才ドキュメンタリー作家・熊切と新藤七緒は「心中」を決行したのか?殺人ではなかったのか?闇の政治家・神湯尭は刺客だったのか!?
「しんどうななお」と「わかはしくれなり」のアナグラムがわかった時には、背筋がゾーッとした…。
どこまでフィクションか、ノンフィクションなのかわからなくなる…。ああ!この衝撃を分かち合いたい!ぜひ読んで!超オススメです。(*_*)!