「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「嫉妬の法則ー恋愛・結婚・SEX」(ビートたけし)


嫉妬の法則 恋愛・結婚・SEX (角川oneテーマ21)


またまたビートたけしの本。しかもテーマは恋愛。痛快だね。言いたいことを言ってくれて。ここまでストレートに表現できるなんてウラヤマシイ。


「純愛なんて、作り物なんだ」「ワイセツってのは、いいことだ」……恋愛から不倫、家族、結婚・離婚の話まで。ちょっと刺激的な「男と女」の論考集。この本で、世界のキタノの「モノの見方・考え方」が見えてくる!そのエッセンスを紹介しよう。


「純愛」なんて言うヤツはブスな女が多い。要するに男が手を出さない女。手を出してくれないなら、「純愛」という形でみんなも一緒に巻き込んで相手してもらおうという魂胆なんだ。「純愛」という状況は、かたっぽでいえば、セックスに行き詰まったということにもなるね。


・必ず純愛で聞く言葉は「相手のために死ねるか」とかカッコイイのがあるね。でも女に「死んでやる!」って言われたら、すっごいイヤだよ。怖いでしょ。これはとんでもない恐喝になっちゃうぜ。おいらも言われたことあるよ、死んでやるって。これはすごいプレッシャーだよ。それから「産んでやる」の言葉はもっと強烈だぜ


恋愛なんて、情けない。プラモデル作ってんのと同じで、過程がおもしろいだけ金閣寺とか、薬師寺だとかなんかよくわからないプラモデルってあるでしょう。あれ、できたもんを買う気にはならないでしょう。お土産でも。やってる時は一生懸命金閣寺作ってても、できたら、なんだこんなもんかって。あくまで過程を楽しむもの 。


・変な話だけど、女と付き合うより猫飼う方が難しいって時ある。猫は難しいよ、過酷な愛だからね。猫に対して「かわいい、かわいい」って言ったところで、猫はそんなのだいっきらいで、自分のテリトリーだけ。人間はエサくれる人だとしか思ってないんだから。


男の嘘は、いってみれば「女の人の化粧」と同じだから。女の人は化粧して嘘ついてるわけだからさ。それに男の人は女の人と付き合う時は、言葉やなんかで化粧してるわけだから。


・要するに、カミさんをもらうってことは、どうしてもらうかっていうと、タダでお手伝いさんを雇うのと同じだね、家帰って汚さなきゃ掃除してくれるとか、いろいろ身の回りの世話をやいてくれるもんでしょ。その代わり家にお金を入れること。そのぐらいのもんだけど、エライ高くつくよ、高い買い物だよね、あれ。


・やっぱり一緒に住むのはよくないんだ。緊張感がなくてね。これからは夜這いの時代だね。


臆病とかさ、孤独とかって若い時って一番辛いことじゃない?完全に孤独だって諦めちゃだめだよ。孤独なことに戦いを挑まなきゃ、友達なんてできないよ。友達がいるってことは「ついてる状態」なんだよね。いい時なんだよ、すっごい。人間、根底は孤独なんだから。で「今日どっかで会おうか」なんて、友達から電話がかかってきたら「なんていいことがあったんだ!」って思えるような性格じゃないとおかしいよ。


確かに!一緒に住むのは良くないね。(笑)じゃーどーする!?恋愛に悩んでいる方、オススメです。(・∀・)



嫉妬の法則 恋愛・結婚・SEX (角川oneテーマ21)