AVG Anti-Virus 7.0 とちょっと良い話
出たぜ、定番フリーアンチウィルスソフトの新しいの。
今まで7.0はβ版(テスト版)だったんだけど、いつの間にやら正式にリリースされてておれさまビクリツ。
6.0から7.0になったんだから、7/6くらいは凄くなっているんだろう。
そんなわけで、世間の新AVGに対する好評っぷりを個人的にリサーチしてみた。
- ウェブの閲覧時にウィルス検知をしてくれるようになって嬉しい
- インターフェイスが解り易くなった
- 軽さが売りだったっつうのに重くなりやがって、起動が遅くなったじゃねえか
- メールチェッカーの設定が難解だっつうの、OutlookExpressのプラグイン無くすな(※現在は改善)
- アップデートサーバーを増やせなくなったんだが、どういう了見だ
- 9x系だと簡単にエラー起こしやがるぞ、このバカ(※現在は改善)
…大絶賛です。
あれ、なんでかな、おかしいぞ?
確かに重くなった。確実に少々重くなった。
確かにMeだとエラーも起こる。Meだから大して気にしてなかったが、確かに発生する。
・・・・・・致命的じゃんコレ。
AVG7.0のちょっと良い話
しかし、重くなったり9x系のエラーを発生させているのは、AVGの「 avgcc.exe 」っつうプログラム。
Ctrl + Alt + Delete でタスクマネージャを開いてみると、それが動いているのが判る。
他にAVG関係で動いているのは「 avgemc.exe 」と、見えないかも知れないけども「 avgamsvr.exe 」。
それぞれを説明すると
- avgcc.exe
- コントロールセンター。
- 諸設定の変更を施したり、ポップアップメッセージを表示するためのプログラム。
- 出番が無い時はリソースだけ食ってサボってやがる。
- avgemc.exe
- E-Mailチェッカー。
- メールの送受信を監視して、ウィルスを検出、隔離する。
- avgamsvr.exe
- 常駐監視プログラム。
- パソコンを扱う上でウィルスを検出、処理。
- これが本体と言っても良い。
- つうか本体。
- [Ctrl]+[Alt]+[Del]で表示されてなくても気にしちゃ駄目。
となる。
あれ変スよ兄貴avgccの野郎サボってますよ。
avgcc.exe は要らない
へい、要りません。
設定さえ済ましてしまえば、avgccを起動する意味は全くありません。
諸設定を一通り済ませたら、こいつはスタートアップから外してしまいましょう。
- Windowsのシステム情報を開く
- スタートメニューの「ファイル名を指定して実行」で「 msconfig 」
- 「スタートアップ」タグを開き、「 AVG7_CC 」のチェックを外す
- 再起動
起動するときに「何か設定変えちゃってますが」とメッセージウィンドウが開きますが、「もう見ねえ」にチェック入れてしまっても構わないし入れなくても構わないし。
設定を戻す時は、また同じように辿って、AVG7_CCのチェックを入れなおせばOK。
これでPCを起動する時に重くてドジっ子なコントロールセンターが一緒に起動する事はありません。ウハウハです。
コントロールセンターを開きたくなったら、インストールした時にできたスタートメニュー内のAVGフォルダにショートカットがあるので、必要に応じて呼び出してあげて、必要なくなったら即座に終了してあげてください。いや別に即座じゃなくても良いけど。
スケジュールは要らない
こりゃ人によるんだけどねー。
コントロールパネルの「 Scheduler 」。
「〜の時間になったら自動的にパソコンをスキャンしたり、アップデートしたりしてあげるぜ?」
という機能なんだけど、そう頻繁にスキャンしたりする必要もないし、アップデートファイルも2週間に一回くらいしか更新されないし。
初期設定だと両方「(頼まれてないけど)やってやるぜ」となってるので、これも「要らねえ」にしてしまいましょう。ちょっとだけ軽くなる。体感できないくらい。
ついでに、インストールフォルダ(Program Fils\Grisoft\AVG Free)に入ってる「 avginet.exe 」はアップデートプログラムなので、ショートカットを作っておくとちょっとだけ便利。