龍玖はW君の誕生日会へ招待されており、家人もBさんの助っ人として召喚されていたので、朝から別行動することになっていた。
瑞麗さんと私は今日もマーケットへ向かった。
途中から小雨が降って来た。Marylebone Streetはストリートフェアが行われており、いつも市が立っている駐車場にはフェアグランドアトラクションが催されていた。普段より少なめだったが、テントが駐車場の周辺に立てられていた。後１週間なので購入は少なめにした。いつも鶏肉を購入するBenderさんはいなかったので、「Ginger and Pig」で鶏もも肉のぶつ切りとソーセージを購入した。
昼から映画へ行くことになっていたので、簡単にお昼を食べることにした。美味しそうな食事を提供するテントがあちこちに立っていて、何を食べようか迷ったが、ホットドッグにした。ドイツの屋台でよく食べたようなプロセスされたソーセージだったが、これぞホットドッグという王道行くものだったので嬉しかった。
Minions
瑞麗さんに請われて観に行った。
良い席を確保するため、チケットを予めネットで購入しておいた。スクリーン室に入り、指定座席に行ってみると親子が座っていた。
私が「ここは私たちの席ですよ。」と言うと「あ、そう。僕たちの席は右の壁のそばなんだけど、そっちに行ってくれないかな。」と言われた。「いえ、私たちはここが良くてチケットを取ったので。」と返したら、「じゃあ、僕たちの横の席に行けばどうかな。」と言われた。「いや、ここの席は多分売れていると思うので良くないと思います。」と言ったら、ようやく立ち上がり右の壁方向へ移動していった。それからすぐに隣の席にも人が来た。
お父さんらしき人の物言いは丁寧（なめていたけれど）だったので、私も丁寧に返した。こんな図々しい人がロンドンにもいるんだな、と驚いた。
映画が始まり速攻で眠ってしまった。どうしてメインキャラクターがロンドンにいるのか分からず仕舞いだったが、なんとなく面白かった。
