lulu_batailleの日記

日々起こった事、思った事を記していきます。

Anar Persian Restaurant

店にたどり着いた頃には既に辺りは薄暗くなっていた。外装は黒く、店の窓から柔らかな光が漏れていて綺麗だった。中に入ると金箔で埋められた壁が見えて驚いた。テーブルも椅子も低めで居心地の良い空間だった。
雰囲気の割にお値段は高くなかった。メニューには殆ど揚げ物はなく、肉類は羊と鶏肉のみ、それから魚料理もいくつかあり、野菜料理が豊富だった。今日のスペシャルの焼き魚とライス、ナン、チキンスープと野菜のオムレツを頼んだ。どれもしつこくなく、味付けもあっさりとしていた。龍玖も美味しい、と喜んで食べていた。

ミントティーを頂く

レストランの前にある、おじさんがたむろするカフェへ帰りに立ち寄った。夜遅くまで開いているカフェにしては、すごくシンプルなメニューだった。モスリムの人たちはお酒を殆ど飲まないからだろう。私はミントティーを頼んだ。普段飲むミントティーに比べて色が薄かったが、甘みも丁度良く美味しかった。龍玖はココア、家人はコーヒーを飲んでいた。
大きなスクリーンではサッカーの試合の中継をやっていた。注意深く見ていたが、とうとう最後までどこの国のチームすらも分からなかった。店の中にはテレビを見ながら談笑する60代位の5人、2人で親密そうに話す男性2人、一人静かにミントティーを飲みながら読書をする男性がいた。
カフェを出た後、最寄りのバス停まで15分くらい歩いた。歩道の横には古そうなレンガ造りの壁が続いていた。1箇所だけ、旧共産圏にしか見られないような、とてつもなく大きな建物があった。何のための建物かは分からなかった。

Lunch at Notting Hill

龍玖のクラスのお母様から招待をうけた。皆さん学校付近にお住まいなのだが、こちらで食事をすることになった。駅で待ち合わせをして、ゆっくりと歩きながらPortabello Roadを上がって行った。
考えていたレストランを少し過ぎてしまったので、家人や龍玖が気に入っているタパスレストランへ行く事にした。龍玖のギターレッスンのあるスタジオからすぐ近くにある。雰囲気が良い店なので、皆さん喜んでおられた。
他のお子さんたちが家でどう過ごしているか、どのような友人関係を築いているのか、という話を興味深く聞いた。また自分とは違う見解を持つお母さんの意見を聞くのも面白かった。龍玖の学校の父兄の方々は教育熱心ではあるけれど、個性のある教育をしておられる。彼らから情報を得られるのはとても有難い。