ロンドンにある全てのフランス人学校はバカンスに入った。瑞麗さんはKちゃんとR君一家にパリへ一緒に連れて行って貰っている。
ついさっきパリにいるYちゃんからメールが来た。昨晩、瑞麗さんが公園で遊んでいる時、ジャングルジムのくるくる廻る遊具から落ちた。肘から着地してしまい、かなり痛がっていたらしい。腫れているようすはないけれど、念のためレントゲン撮影を受けさせたいが、どうするか、という内容だった。
宜しくお願いします、という返事のメールを返した。瑞麗さんは活発だけど慎重な方なので、生後８ヶ月の時、ベッドから落ちて額を７針塗ったこと以外では、怪我をしたことがしたことがなかった。大事でありませんように...。
夕方けいぶんしゃへ行った帰りに、賀茂川へ立ち寄った。空の雲がお茶碗みたいだった。
お客さんのYさんはお土産の買い物に行っている。昨晩は中国各地の料理について話した。彼女は四川省の成都出身なので、辛いものを日常的に食べている。名物の鍋の写真を見せてもらったら食材全て赤色に染まっていた。日本の食べ物は刺激がないので物足りない、そうである。帰ったら鍋を食べるんだ、と嬉しそうだった。
今朝キッチンのカウンターで並んで朝食を摂っている時、Yさんに私の名前の漢字を訊かれた。下の名前は中国語で２つ読み方があるそう。どちらが良いか、という話になり、一つの読み方は「夕」と同じらしく、そちらの方が私の名前の意味と沿うのでいいね、となった。
Yさんは金曜日にチェックアウトする。明日が観光が出来る最後の日である。桂離宮へ行きたい、と言っていたので、京都御所の事務所へ直接行き、予約を取るように提案した。オンライン予約が一杯でも、御所にある宮内庁事務所へ行けば予約が取れる確率が高いらしい。西芳寺がだめだったので、桂離宮だけでも行って欲しいと思っている。
