ずっと、思いつづけていた
Daunt Booksのsubscriptionを、頼んだ


Daunt Booksは、わたしにとって
ロンドンでもっとも愛している本屋のひとつ
Marylebone High Streetにある、美しい店舗が好きで
大学からも家からも近かったので、しょっちゅう行っていた

大学の前に、Waterstonesのすばらしい店舗があり
さらに、南に15分歩けば、Foylesもある
それなのに、Maryleboneの小さなDaunt Booksにも通いつめたのは
ここへ行けばいいものが見つかると、信頼していたからだ


subscriptionというのは、
一年間、月に一冊、本を送ってくれるシステム
好きな作家、最近読んでよかったと思う本などを伝えておけば
それに合わせて、選んでくれる

“Each book is carefully chosen to suit their tastes and preferences,
beautifully gift-wrapped and delivered straight to their door.”
最高のtreat myself

Daunt Booksの店員さん達を信じているというのは、勿論だけれど
誰かが、わたしの書いたあれこれを見ながら、
この人はどんな本が送られてきたら喜ぶかな、と
考えてくれるなんて、すてきじゃないか


このシステムがあることは
ロンドンに移り住んだ当初から、知っていた
頼んでみたいと、ずっと思っていたけれど
これまでは年に一度、下手をすれば二度、住所が変わっていたので
二の足を踏んでいたのだった

今なら、住所を京都にしておけば、本が届かないということはないし
そもそも今のわたしは、ロンドンに居た頃と違って
膨大な本の中を歩いて、自分の目で選ぶことができない
だから、月一冊のおすすめは
読書のよい指針になってくれるはずだ


そんなわけで
念願のsubscription

好きな作家として、とにかくバラバラな面々を挙げたので
担当の人、困っていないかしら

さっそく、今日一冊目の本を送ると、連絡があった
届くのが、待ちきれない