お店を開けるまえ
きのうお休みだったお隣に、挨拶がてら
おやつを買いにいく

わたしを見たお隣さんが
はやい!6月や!と言うので、笑う
6月よりの使者


ニュースはこれだけです、と
冬場に葉が落ち、枯れてしまったかと思っていた
休憩スペースのゴムの木に、
緑の芽が出てきたことを教えてくれた

植物はたくましい
なんか嬉しいですよね、と
出てきた小さな葉を、一緒に眺めた



帰ってきて早々
開梱、値付け以外の仕事で、忙しい

お店の電話で話している最中
携帯の呼び出しが鳴り止まない
通関のもろもろの、この慌ただしさよ


それが落ち着いたところで
次は、今度作ってもらうマグの、打ち合わせ
どうなるのか、だいぶ不安でもあるけれど
もちろん、愉しくもある

ゆったり構えて、心配しないでいたい
なかなか、むつかしいけれど



カレンダーをめくり
花屋さんに電話をする

8月末までほとんど会えない恋人のことを
ふと、手をとめて、思う

大事に思っているからこそ
わたしの心は、わたししか知らず
だから、わたしの心は、わたしが救うのだ

めぐる季節に
ゆるやかに、乗って