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2017-10-18 Movie: The Price Of Desire

[]「ル・コルビュジエとアイリーン 追憶のヴィラ」

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渋谷 Bunkamura Le Cinemaにて映画「ル・コルビュジエとアイリーン 追憶のヴィラ」(The Price Of Desire)を鑑賞。

主人公のアイリーン・グレイはアイルランド出身のインテリアデザイナー建築家。パリにデザイン・オフィスを開きフランスを主な活躍の場所として才能を発揮して成功していた。

1920年代、彼女はボーイフレンドのジャン・バドヴィッチと過ごすために、別荘「E.1027」を南仏の海辺に完成させる。彼女の建築家としてのデビューとなる建造物は、白を基調とし、快適な生活が送れるような空間を取り入れた、現代建築の基礎ともなる、後に建築史に残る傑作といわれるようになる。

しかし・・・この建造物は長い間ル・コルビュジェの作だと思われていたのだった。

映画は、アイリーン・グレイの作品が近代建築の巨匠ル・コルビュジェの作品と思われるようになった経緯を、アイリーンの才能に嫉妬するル・コルビュジェ、女性だからという理由で評価されない建築業界の性差別をからめて描く。

なお、E.1027という名前は、アイリーン・グレイとボーイフレンドのジャン・バドヴィッチ2人のイニシャルをアレンジしたもの。EileenのE(設計者なのでこれだけアルファベットのイニシャルとするというジャンのアイディア)、あとは2人の イニシャルをアルファベットの順番の数字に置き換えたもの。すなわち10=J、2=B、7=G。

E.1027は、この住宅用に制作された家具のサイドテーブルの方が有名で、パイプとガラスを用いたテーブルは今日でもリプロダクト品がつくられて人気消商品となっている。

話も面白かったが、何しろminimalismの素敵な家、美しい家具がたくさん出てきてうっとり。

映画館のロビーにはE.1027とBibendum Chair(ビベンダム:ミシュラン・タイヤの名前でタイヤを積み重ねたようなデザイン)のレプリカが展示されていて自由に座れるようになっていたので、座ってみた。なかなか座り心地の良いチェアであった。

2017-10-10 Movie: Hidden Figures

[]『ドリーム』

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1961年冷戦下のUSAでは人間を宇宙に送るプロジェクトに注力していた。NASAでは計算能力の高い人材を探していたところ、アフリカン・アメリカン女性計算グループ(当時バージニア州では人種Segregationが実施されていた)に極めて優秀な数学的センスと高い計算能力を持つ女性キャサリンがいることがわかり計算グループにスカウトされ、米国初の人間を宇宙に送り、帰還するのに必要な再突入角度の計算に大いに寄与。また、キャサリンの仲間、2人のアフリカン・アメリカン女性もそれぞれ、NASAに初めて導入されたIBMコンピュータ・システムを取り扱うマシン室長、NASA初の女性エンジニアになった人々という、能力がありチャレンジ精神があったパイオニアたちの実話に基づいた大変に良くできた作品。

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差別と闘うのには成果物で能力を示す、というのは、わたしの考えではベスト・ウエイ。

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彼女たちは自分たちの夢を叶えたと同時に、後に続くものたちの道を開いたのだ。観終わったあと爽やかな気分になれる映画。音楽も良い。

黒田 潮黒田 潮 2017/10/12 03:05 こんにちは。『ドリーム』観ました!原題が『Hidden Figures』というのも面白いですね。

とても胸アツでした。

ケビンコスナーもいい演技だったと思います。キルスティンは、大人になりましたね。(当たり前ですが;)

実輪に基づいた…とはいえ、リアルにこんな話があったとは。勇気をもらいました。

lunarmagiclunarmagic 2017/10/12 05:58 こんにちわ、黒田 潮 さん。

良い映画でしたねー!!
ユーモラスなシーンもあったし、感情移入できるところもあったし。じわーっと泣けるところも何箇所か。

ケビン・コスナーの演技は良かったですけど、ちょっとかっこ良い人すぎる描写の役だなあ、って思いました。

キルスティンは中盤で彼女が出ていると気づきました(事前のキャストはオクタビア・スペンサー以外は特に知らないまま映画館に行ったので)。 すっかり大人の女性になっていましたね。

2017-09-27 Movie: Cezanne et Moi

[]『セザンヌと過ごした時間

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渋谷 Bunkamura Le Cinema にて『セザンヌと過ごした時間』を鑑賞。

19世紀フランス、作家エミール・ゾラと画家ポール・セザンヌのライフロングな友情を描いた作品。

2人が知り合ったのは子供の頃、学校でいじめられていたゾラをセザンヌが助けたのが発端。 セザンヌは裕福な銀行家の家の子、貧しい家の子ゾラと家庭環境は違うが2人の絆は強まっていく。

若くして成功したゾラに比べ、セザンヌはその才能が認められることはなかったという異なる環境だったが2人の友情は続いた。しかし、ゾラがある画家を題材とした小説を発表したことから2人の友情に亀裂が生じてしまう・・・

セザンヌは酒飲みで粗野な性格だったのは意外。マネ、モネピサロルノワールモーパッサンといった多くの芸術人が出てくる当時のパリの雰囲気が興味深い。

晩年のセザンヌが住んだ南仏の景観が美しい。

2017-07-29 Despicable Me 3

[]ミニオンズ 3

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かわいらしいミニオンズの映画の3作目。

反犯罪同盟をクビになったグルー、Super Badに戻ってくれるかとミニオンズは期待したが、グルーはもう犯罪からは足を洗ったという。がっかりしたミニオンズはグルーのもとを去り新たな最強の悪人を探す旅に出る。

一方、グルーは生き別れの双子の兄弟がいることがわかり会いに行く。

成功したビジネスマンにみえたドルーだったが、実は、グラうーのような悪党になりたかったとわかる・・・

前2作と同様にノリの良い音楽とかわいいミニオンズの動きとミニオン語が楽しめた。

黒田 潮黒田 潮 2017/07/30 04:32 ミニオンズ♪
見に行きたいのですが、日本での上映は吹替版ばかりなのです…吹替はそれはそれで味があるのかもしれませんけどね。

夏は、こちらでもいろいろ楽しみな映画があります。

また記事をUpしてくださいね♪

lunarmagiclunarmagic 2017/07/31 21:13 コメントありがとうございます。
日本の新宿の映画館にて字幕版で観ました。
吹き替えは出演者の声が変わってしまうので好みではないのですが、幸い、新宿ではオリジナル言語(字幕版)が上映回数は少ないけどあったのでした。

本作は、2015年の「ミニオンズ」の続編ではなく、「怪盗グルー」の方の3作目となりますが、それでも、ミニオン達もそれなりに活躍して楽しめました。

2017-03-16 Your Name

[]『君の名は。』

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東京四谷に住む高校生の瀧(たき)は、ある朝に目覚めたら、岐阜県飛騨の山奥で巫女として暮らす高校生、三葉(みつは)になっていた。一方、三葉は、ある朝に起きたら、東京東京四谷の高校生、瀧(たき)に入れ替わっていた。

翌日は通常の自分に戻ったがその後も週に2〜3回のペースで入れ替わるようになり、互いに状況を認識し、入れ替わっている間の出来事を携帯電話のメモに記しておくことにして、元の体に戻った時も困らないようにした。会ったことはないものの徐々に打ち解けていく2人。しかし、ある時を境に突然入れ替わりはなくなってしまった。瀧は記憶の中の景色を頼りに三葉が住むと思われる地域に行くことにした。たどり着いたのは岐阜県の糸守町。そこでは3年前に、1200年に一度地球に近づくティアマト彗星の破片が落下して住民500名が死亡したということを知る。瀧は三葉と共同して住民を避難させ隕石落下による災害から救う計画を立てる・・・

2人の人間の入れ替わり、隕石落下、時間のズレ、といったファクターを織り込んだストーリーは良くできていて面白かった。日本独特の動きの少ないアニメーションは慣れてないのでアニメーションというよりイラスト本のページをめくっているような感じだった。

2016年の夏に封切られた作品だが、いまだに劇場で上映されており、それも満席という人気が一番驚いた。