2018-09-22 Notice of Transfer
移行のお知らせ
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2018-09-13 Ant-Man and the Wasp
■[movies]『アントマン&ワスプ』
体長1.5cmと世界最小のスーパー・ヒーロー Ant-Manの2作目。
元窃盗犯、今はFBIの監視下にあるバツイチの主人公スコット・ラングは止む無き事情で体長1.5cmのアントマンになり、それなりに活躍していた。今回は、アントマン・スーツを開発したピム博士の娘のホープが実は最強のスーパーヒーロー、ワスプになり2人で大活躍してピム博士の研究を守る。
ちょっと頼りないスコット/ アントマンが可愛い。
主な出演者
Paul Rudd ... Scott Lang / Ant-Man
Evangeline Lilly ... Hope Van Dyne / Wasp
Michael Peña ... Luis
Walton Goggins ... Sonny Burch
Michael Douglas ... Dr. Hank Pym
Bobby Cannavale ... Paxton
Director: Peyton Reed
2018-07-23 JURASSIC WORLD - Fallen Kingdom
■[movies]ジュラシックワールド / 炎の王国
2015年の前作(Jurassic World)の続編で出演者もほぼ同じ。
前作で紹介された恐竜テーマパークであるジュラシック・ワールドがあるイスラ・ヌブラル島で火大噴火の兆候が認められた。このままでは恐竜は全滅となるが、そのような自然に任せた運命とするのか、それとも、恐竜たちをレスキューして別の場所に移動するのかの議論が行われた結果、各恐竜から一頭ずつを救い明日ことになった。
恐竜コミュニケーションのオーソリティーであるOwenも島に向かった。
しかし、恐竜移動作戦は思わぬ展開となっていくのだった・・・
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ハナシは前作ほどではなく、あまりに荒唐無稽。恐竜が現代に蘇ること自体が荒唐無稽といってしまえばそれまでだが、しかし、今回は一部人類の行動が荒唐無稽すぎる。とはいうものの、SFXは大変に良いのでそれなりに楽しめた。
Chris Pratt ... Owen Grady
Bryce Dallas Howard ... Claire Dearing
Rafe Spall ... Eli Mills
Jeff Goldblum ... Ian Malcolm
Director: J.A. Bayona
USA 2018 2h8min
黒田 潮
映像効果は楽しめましたね。
孫娘メイジーちゃんの設定は、そこまでするかー⁉と思いましたが…
観終わった後、遺伝子組み換え食品について考えてしまいました。
lunarmagic
黒田 潮 さん、
恐竜というスケールの大きいモチーフを使いながら、殆どの舞台は館の中というこじんまり感が残念に思えました。
見終わったあと、遺伝子組み換え食品について考えられたとはさすがです。わたし個人的には、遺伝子の操作は人間が介入して良い域を超えていると考えています。
2018-07-02 Benches of the Brazilian Indigenous People
■[travel]『ブラジル先住民の椅子』
東京都庭園美術館で開催中の「ブラジル先住民の椅子:野生動物と想像力」展を鑑賞。
庭園美術館は日本の昔の朝香家のプリンスがフランスから日本に戻って来たあと白金台に建設したアール・デコを多用した邸宅で1947年まで住居として用いられたもの。いまは東京都の所有となり国の重要文化財にも指定されている美しい建造物。
過去にも何回か来ている場所なので、今回は美しい建物自体を鑑賞するより展示物にフォーカス。
建物に入りすぐの応接エリアの床は白と黒のマーブルを組み合わせた床。
そこにカエルの椅子があった。
非常にユーモラスで思わず微笑んでしまう。
全ての椅子は、ブラジル先住民のアーティストたちににより大木から切り出した一本造りで継ぎ目はない。
これはなんと「シカ」なのだそうだ。
アーティストの想像力でデフォルメされた野生動物たちのフォルムに圧倒される。
ブラジル北部で暮らす先住民の人々により現在も作られているこれらの椅子は、日常生活のなかで使用したり宗教などの儀式の時に用いるなど伝統と歴史的生活に深く結びついた位置付け。しかし、だからといって伝統に縛られることのない自由な表現はアーティストの感性にゆだねられているという。
約90点の作品がが展示されているが、どれも、椅子というよりは、「座ることも可能な木の彫刻」なのであった。
見応えのある展覧会に深い満足を得た1日となった。
2018-07-01 Wonder Wheel
■[movies]『女と男の観覧車』
ウディー・アレン 49作目の監督作品。
元女優のジニー(Kate Winslet)は、数年前に現在の夫ハンプティー(ジム・ベルーシ)と結婚し、自身の前の結婚の時の息子と3人でコニーアイランド(ニュヨーク市から地下鉄で40分ほどのビーチ)の大観覧車 Wonder Wheelの見える部屋に暮らしていた。ジニーはコニーアイランドにあるレストランでウエイトレスをしており、夫はメリーゴーラウンドの整備員。息子は空き地などで火をつけて遊ぶという問題や、ビーチの監視員として夏の間だけコニーアイランドで働く劇作家志望のミッキーと不倫関係になったジニーはのめり込んでいくようになったとはいえ、家族3人はそれなりに生活していた。しかし、ある日、3人の暮らす家に夫の前の結婚の時の娘キャロラインがやってきたところから歯車の廻りに異変が生じ始めた。キャロラインは5年前に親の反対を押し切りマフィアの一員と結婚するために家を出ていって以来音信不通となっていたのだが、相手と意見の不一致から離別を決心して逃げ出してきたのだった。マフィアの夫に見つかったら殺されるのでここにおいてほしいとキャロライン。最初は激怒したハンプティだったがそこは親子、じきに娘との生活に幸せを感じ始めるようになった。キャロラインはジニーと同じ店でウエイトレスをしながら、夜はハンプティの援助で学校に行くようになる。
ところがビーチでミッキーと出会ったキャロラインはお互いに好感を持ち、いつしかそれは好感以上のものになっていった。
ミッキーとの関係に溺れていたジニーはハンプティの娘とミッキーの間柄に激しく嫉妬するようになり・・・
ー・ー・ー
ジニーは前の夫とも今の夫とも最初はうまくいっていたのにいつの間にか不満がつのるようになり、別の幸せを求めるようになる。観覧車はまさに主人公の悪循環を表しているのだろう。
どんどん険悪になって行く夫婦の間での怒鳴り合いシーンが多く、見ている間はあまり楽しい気分にはなれない映画だったが、見終わった後は、さすがアレン作品と思わせる余韻があった。
アントマン、人間味があって好いキャラクターです。
色々な親子愛、家族愛の形がありますね。最近、家族愛ものの映画が多いような気がしますが…いや、昔からですかね;
ポスターは何種類もあって、配置バランスが一番好みにあったものを選びました。
アントマンのキャラクター、わたしも大好きです。
親子愛、家族愛の表現で、量子世界まで助けにいくっていうのは、これが初めてかも、ですね。