ネオブラ予選準決勝
○小野(1Rアームバー)須貝×
塩分高めの須貝ひたすらタックル。テイクダウンは取るがその先が続かない。下から腕ひしぎ腕固めに捕らえられレフェリーストップ。
○田島(パウンド)阿部×
スタンドで強いパンチを打つ阿部だが、肩を脱臼。続行しパンチで追い込むが、下になりパウンドをもらうとまた肩が外れてタップ。
ワンマッチ
○北田(三角)金森×
三角にバスターで抜こうとした金森だがかえって深くなりタップ。
ネオブラ予選決勝
○ワッサン(腕十字)春斗×
ワッサン強い。マウントの安定感もなかなか。ネオブラ本戦も期待できそう。
×田島(判定)小野○
スタンドの打撃戦は互角だったが、田島がテイクダウンすると、終盤小野が三角に捕らえ、それが決定打となり判定勝ち。
★伊藤vs山田
山田のセコンドには渋谷…の姿はなし。
前回に続き、伊藤のコール時には大量の赤テープが投げ込まれる。
スタンドでバックにつかれた伊藤だが、グラウンドになると反転して上に。またスタンドに戻ると今度は伊藤がテイクダウン。山田は下からキムラを極めて上を取り返す。キムラは抜いた伊藤。1R終了。
伊藤のセコンドには北岡。後ろの観客からの、見えないから座れという文句を振り切って熱い指示を送る。
2Rもグラウンドで上になる伊藤。山田の下からの仕掛けを凌ぎながら上をキープしていたが、蹴り離され距離ができたところに山田の蹴り上げが顔面にヒット。効いた。すかさず山田はパウンド。レフェリーストップ。
いいペースで試合を進めていた伊藤だが、一発に沈んだ。
★KEY山宮vs久松勇二
特に発表もなく開始。山宮は今回もムタコスプレで入場。
いつもの山宮の試合。くるくる回ってヒット&アウェイ。久松も前に出てパンチを入れていく。
2R残り1分半でテイクダウンした山宮だが、こつこつパウンドのみでゴング。
3R、前に出ていく久松。さらに高速でくるくるする山宮。久松はかまわずつめてパンチ。カウンター狙いの山宮、前につめてパンチを打つ久松のままゴング。
判定2-0で久松。ドローか微妙だったが、有効打は久松が上だった。
世の中のアラフォーに元気を与えたい、ガンで闘病中の父にも元気を与えられたのではないかとアピール。最後にパンクラスの今後の興行の宣伝もする大人のマイク。
★川原誠也vs赤井太志朗
前に出てパンチで攻める赤井。それに対し、川原の殺傷能力が高そうなパンチがヒット。川原は飛び膝。赤井は首相撲に捕らえると顔面に膝。膝をついた川原だが、組みついてテイクダウン。スタンドに戻ると今度は赤井がテイクダウンして上に。しかしすぐ脱出する川原。前に出る赤井、カウンター狙いの川原という展開に。
2R。赤井の首相撲に捕らえられると為すすべなく膝をもらってしまう。しかし外掛けでテイクダウン。川原パウンド。赤井は下から十字。抜いてパウンド。川原上キープのままゴング。
3R。ここまでダメージは互角、ポイントはやや川原。
テイクダウンし、距離ができたところに飛び込んでパウンド。赤井が起き上がると顔面蹴り上げ。蹴り上げをかわして赤井が上になるが、すぐ鉄砲で返す川原。また上からパウンド。最後に赤井が上になるが、攻められずゴング。
判定3-0(30-28×2、29-28)で川原。後半は勢いが無くなったが、上をとり続けて勝利。下になると力で返すしかないのは相変わらずだが。
★砂辺光久vs清水清隆
身長差がかなりある。砂辺が頭ひとつ大きい。
ジャブが入って清水いきなりダウン。ガードに。ダメージはない模様。立ち上がる。清水がタックルでテイクダウン。下から砂辺が三角ロックに捕らえてパウンド。さらに十字。抜けた。1R終了。
2R。砂辺のパンチにあわせてタックルを決めた清水。しかし上から攻められず。パスした瞬間に立ち上がる砂辺。スタンド戦。清水のパンチが結構当たる。
3R清水がテイクダウン。押さえこみ細かい膝・パンチ。残り半分で砂辺脱出。スタンドで打撃戦。五分。残りわずかで清水タックル倒されたが寝かされ切れずにパンチを入れる。ゴング。
判定2-0で清水が新王者に。呆然と立ち尽くす砂辺。ドローもありかと思ったが、今日はそういう判定が全部一方の勝ちになってる。ドローに入れてるジャッジもいるので判定基準が変わったわけでもないのかもしれないが。
★近藤vs佐藤
いきなり左が入って佐藤前のめりにダウン!しかしそのまま押し込んでタックル。近藤はがぶってモモセ。佐藤は潜って下に。ハーフになる。細かいパンチを入れていく近藤。ゴング。
2R。スタンドで佐藤のパンチが結構入るが、タックルは切る近藤。佐藤は引き込み。近藤はハーフに。細かいパンチ・掌底。ゴング。
3R。佐藤はまたタックルから引き込み。ハーフにした近藤。起き上がろうとする佐藤を押さえる。佐藤が蹴り離してスクート。入っていこうとする近藤に蹴り上げの連打がヒット。しかし近藤は足をキャッチしてかつぎパス狙い。ハーフ。
リング中央でまた佐藤の蹴り上げがヒットするが、近藤が上をキープ。そのままタイムアップ。
判定3者30-28で近藤。暫定王座防衛。佐藤はパンクラス初黒星。
近藤は全盛期の爆発力は見せられなかったが、佐藤とはまだ実力が違うことを見せつけた。佐藤はもっとパンチで勝負した方が良かったと思った。引き込んで下になっても何もないし。予想以上に近藤のパンチが効いて勝負できなかったのかもしれない。