格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★UFC on FOX6:第1試合・シメオン・ソーレセン vs. デヴィッド・ミッチェル #mmajp

ウェルター級。ノルウェーのソーレセンは、17勝のうち一本勝ちが15で、判定はわずか1試合。負けた3試合もKOが2試合で、判定負けは1つのみだが、その1試合はDEEPでの石川英司戦。UFCではベサム・ユセフ相手には得意のチョークで一本勝ちしたが、前回はセス・バクジンスキーにKO負け。
相手のミッチェルはTPFからUFCに来た選手だが、2010年のUFCデビュー戦で総合初黒星。2011年の2試合目も判定負けで連敗。昨年は11月のマカオ大会に出場が予定されていたが、対戦相手の欠場でキャンセルとなった。こちらも11勝中9勝が一本勝ちという極めが強い選手だが、UFCではまだいいところがない。前回のパウロ・チアゴ戦では簡単にテイクダウンを許して判定負けした。さすがに今回はリリースがかかる一戦。
ジャブの刺し合い。牽制の打撃戦が続く。お互いのジャブが顔面を捕らえて一進一退。ミッチェルの右がヒット。ソーレセンもカウンターで右をヒットさせる。ソーレセンのパンチ連打がヒットし、ミッチェル後退。ややソーレセンが押し始めるが、ミッチェルもパンチを打ち返し会場沸く。打ち合いのみで1R終了。
ソーレセンがやや押していたように見えたが、実際どちらが優勢だったかはヒット数をカウントしてみないとわからないくらい拮抗した展開。
2R。ミッチェルのパンチ連打がヒット!後退したソーレセンに組み付いて上を取る。バックからチョークを狙うが、上になりインサイドガードからパウンド。後ろに倒れこんで足関へ。しかし仕掛けが甘く起き上がったソーレセンが上を取る。ミッチェル、フットチョークを狙うが外される。パスを狙うソーレセン。残り1分。下から三角に捕らえたミッチェルだがソーレセンはステップオーバーしてミッチェルの体をまたいでディフェンス。が、上を取られる。ミッチェル離れてスクートからボディ踏みつけ。ホーン。
2Rはミッチェル。
インターバル中、ソーレセンのドクターチェックが長引いている。ドクターがレフェリーに何事か伝えて再開。
激しい打ち合い。組み付いてテイクダウンを狙うミッチェル。片足をすくってテイクダウン成功。しかしソーレセンのガードに攻めあぐねると離れてスタンドを要求。また打ち合い。ソーレセンのローで足を払われ膝をつくミッチェル。タックルに入るが切られて引き込み。すぐに三角をセットアップ。そのまま下から殴るが外される。
と、ここでFX中継の開始時間となり、Facebookマッチは強制終了!えええええええええええ。UFC.tvのPPVが始まったが普通にオープニングが流れてる。いい試合だったのに。
第1試合の中継枠に余裕が無さすぎ。25分では…。
三者フルマークの判定3-0でミッチェルが勝った模様。

★UFC on FOX6:第2試合・ハファエル・ナタウ vs. ショーン・スペンサー #mmajp

ミドル級。
グレイシーフュージョン所属のナタウは柔術黒帯で、UFC参戦前は一本・KOの山を築いていたが、UFCではまだ本領を発揮できておらず、前座戦線で2勝2敗1分け。
相手のスペンサーはこれがUFC初出場。総合戦績は9勝1敗。昨年3月にはBellatorで1戦して勝利している。
先手を取ってパンチを出していくスペンサー。が、ナタウのサミングがありタイムストップ。再開。すぐにまた出て行くスペンサー。右がヒット。左がヒットしバランスを崩して尻餅をついたナタウだがすぐに立ち上がる。パンチからタックルを狙ったナタウだがスペンサーは切って逆にテイクダウン狙い。離れた。ナタウのバックブローがヒット。さらにパンチ一発を入れてテイクダウン。すぐにマウント。パウンド連打。しかし残り時間がない。ホーン。
終盤の攻勢でナタウのラウンド。
2R。やや大振りのパンチを振り回すスペンサー。ナタウはパンチからタックルでテイクダウン成功。金網まで移動して立ち上がるスペンサー。しかしナタウは外掛けでまた倒す。スペンサーのガード。ナタウは密着したままコツコツパウンド。スペンサーも下からしがみつくのみ。じわじわ金網際まで移動したスペンサーだが、ナタウはバックマウントへ。体を伸ばしてパウンドからチョーク。かなり苦しそうだが、またもホーンに救われるスペンサー。
2Rもナタウ。
後が無いスペンサーだが、パンチをかわされるとタックルで簡単に倒されてしまう。すかさずサイドから副社長ポジションを取ったナタウ。ヒジで削る。逃げられないスペンサー。アームロックからアメリカーナ!マウントに移行して極めにかかるが外れた。しかし肩固め!マウントのまま絞めてスペンサータップ!
ナタウはUFC6戦目で初の一本勝ち。ようやく寝技の強さが発揮できた。

★UFC on FOX6:第3試合・マイク・ルソー vs. ショーン・ジョーダン #mmajp

ヘビー級。
PRIDE&やれんのかファイターのルソーは地味にUFC参戦以来4連勝していたが、前回初めて上位のヴェウドゥムと対戦。1RKO負けしている。UFCではロイ・ネルソンに次ぐ体脂肪を持つルソーだが、実はD-1レスラー。ただし、試合でその片鱗を見せたことはない。
相手のジョーダンはUFC1勝1敗。Bellator→Strikeforceを経てUFCに参戦。ジャクソンズMMA所属の28歳。前回はシーク・コンゴに判定負け。
相変わらずおなかタプタプのルソー。スタンドでルソーの右がヒット!すかさずラッシュ。距離を取って凌ごうとするジョーダンを追いかけてさらにパンチ。なんとか凌いだジョーダン。一度離れたが、ルソーの飛び込んでの左がヒットしまたラッシュ。組み付いてバックを取るとテイクダウン狙い。振りほどいて離れるジョーダン。ルソー、またタックルからテイクダウン狙い。倒しかけたが凌ぐジョーダン。ホーン。
1Rはルソーが圧倒したが、ラウンド終了後に膝に手をついてお疲れのポーズ。攻め疲れたか。
1Rを失ったジョーダンはパンチで積極的に攻める。ルソーがパンチを返すがジョーダンの指が目に入りタイムストップ。再開。ジョーダンラッシュ。手数を出してきた。パンチで金網まで追い詰めるとダブルレッグでテイクダウン!マウント!パウンド。亀になったルソー。上をキープしていたジョーダンだが、ルソーは足を掴んで脱出。しかしジョーダンがシングルでテイクダウン。ハーフからヒジで削る。またマウント!パウンドを落とすと亀になるルソー。体が伸びて動けない所にパウンド連打。ハーブ・ディーン止めた。
地元シカゴのルソー、1Rの攻め疲れのせいか逆転負け。

★UFC on FOX6:第4試合・ライアン・ベイダー vs. ウラジミール・マティシェンコ #mmajp

ライトヘビー級。
セミに出場するランペイジに日本大会で勝っているベイダー卿が第4試合…。昨年8月のFOX4ではLyotoにKO負けしたとはいえ、不遇。相手のマティ師匠はダンヘンと同学年の42歳だが、ここ4試合すべてが1R決着と、かつての漬物石ぶりからは信じられない結果を残している。ただし、戦績は2勝2敗で、現王者ジョン・ジョーンズとグスタフソンには一方的な展開で敗北している。今回もまた一回り以上年下との対戦。オッズも今大会では一番差が開いていて、ベイダーが圧倒的優勢。体つきもおっさんと若者。
ベイダーの左フックでマティダウン。すぐにがぶったベイダー。マティは立ち上がろうとするが、ギロチンに捕らえて引き込み。そのまま絞めていく。がっちり入ってマティタップ。秒殺。
最後はチョークというよりネックロック?ベイダーのオヤジ狩り完了。ダナによればUFCのライトヘビー級最短決着とのこと。マティはまたも若手の踏み台になってしまった。

★UFC on FOX6:第5試合・マイク・スタンプ vs. パスカル・クラウス #mmajp

ウェルター級。
スタンプは2011年9月以来の復帰戦。UFCデビュー戦だった前戦ではT.J.ワルドバーガー相手に三角絞めで一本負け。所属はジェフ・カラン率いるチーム・カラン。相手のクラウスはドイツ人ファイター。無敗のままUFCデビュー戦でも勝利したが、1年半ぶりの復帰戦となった前回はジョン・ハザウェイに敗退し総合初黒星を喫した。
時間調整でTUFコーチのJJとソネンにジョー・ローガンがインタビュー。
スタンプも地元イリノイ州の出身選手。
打撃戦。前髪が邪魔でかきあげながら戦うスタンプ。タックルでテイクダウン。簡単に下になってしまったクラウス。下から蹴り離して立つクラウス。また打撃戦。打撃ではややクラウス優勢。前蹴りで顔面を蹴り上げる。右アッパーで膝をつくスタンプ。タックルでごまかすがクラウスは耐えている。ホーン。
1Rはクラウス。
2R。スーパーマンアッパーを見せるクラウス。パンチが顔面を捕らえている。打たれながらも打ち返していくスタンプ。クラウスのタックルをスイッチで返して逆にテイクダウン。金網を使って立とうとするクラウス。立った。密着したままヒジを入れていくクラウス。打たれていたスタンプだが打ち返す。しかしタックルを切られてまた金網まで押し込まれる。膝を顔面に入れるクラウス。そのまま削り続ける。2R終了。
2Rもクラウス。
クラウスのアッパー、右がスタンプの顔面を捕らえる。金網まで追い込まれたがパンチを打ち返すスタンプ。しかしまた連打をもらう。タックルも切られる。一方的な展開。しかし気持ちは切れていないスタンプ。かなりパンチをもらっているがそれでも出て行く。タックルを切られると引き込み。クラウスは密着したままパウンドで削る。残り時間がない。タイムアップ。
判定三者とも30-27でパスカル・クラウス勝利。パンチがかなり入っていたが倒すことは出来ず。スタンプが打たれ強かったのか、クラウスのパンチが弱かったのか。

★UFC on FOX6:第6試合・クレイ・グイダ vs. 日沖発 #mmajp

日沖登場。セコンドに久米。地元イリノイのグイダに今日最大の声援が送られる。完全アウェイ。日沖のコールにブーイング。
グイダコールの中試合開始。ローを蹴っていく日沖。上体を振りつつ前に出てくるグイダ。パンチが交錯。日沖の前蹴りがボディにヒット。前に出てきたグイダにアッパー。パンチがヒットしている。プレッシャーをかけていく日沖。グイダのスーパーマンはヒットせず。グイダのタックルを切る日沖。前に出て日沖がワンツー。左ハイ。グイダ思い切りレッグダイブに入りテイクダウン。日沖はハイガードから三角狙い。振りほどかれるが金網際まで移動。上になってがぶり。そこから膝。前に出てくるグイダにパンチをヒットさせる日沖。ホーン。
パンチのヒット数では日沖。テイクダウンは取られたが何もさせていない。ただ明確なダメージもなかったのでジャッジが怖いが。Sherdogのジャッジは三者日沖。日沖ペースの試合はできている。
2R。パンチをヒットさせた日沖だが、グイダはダブルレッグで抱え上げると頭から落とす!日沖、冷静にスイッチを狙う。グイダは体をクラッチして寝かせようとする。日沖、引き込んで下からキムラへ。外れたが今度は十字狙い。首を抜いて脱出したグイダ。上からパウンド。パスを狙うが日沖は足を効かせて防ぐ。細かいパウンドを入れていくグイダ。下から殴り返していく日沖だが体勢は変えられない。グイダ上のまま残り1分。レフェリーブレイク。日沖これは救われた。パンチを入れていく。左ハイ。ホーン。
正直このラウンドは取られたか。上になってもクリーンヒットはもらっていないが、下になっている時間が長すぎた。1Rが100%取れたとは言えないだけに不安が残る。Sherdogのジャッジは2者日沖に入れている。
3R。前に出て行く日沖。パンチを入れていく。ボディに前蹴り。グイダまたタックルでテイクダウン。これは簡単に取られすぎた。しかし三角を仕掛ける日沖。グイダディフェンス。片足超えてハーフにするグイダ。残り半分。フルガードに戻した日沖。金網にもたれる。立とうとするがグイダが抑えこんで防ぐ。グイダの押しこむプレッシャーが強いのか。残り1分。レフェリーブレイク。打撃戦になるが有効打を入れられない日沖。残り10秒でグイダのタックルを止めたがタイムアップ。グイダは勝利をアピール。
3Rはグイダか。特に攻めさせたわけではないが、日沖も三角を抜けられてからは防いでいるだけだったので上になっているグイダにポイントが入ったかもしれない。Sherdogのジャッジは2者グイダ、1者イーブン。
29-28日沖、30-27グイダ、29-28グイダ。スプリットでグイダ勝利。
Sherdogのジャッジはスプリットで逆に日沖勝利。そこまで差はなかったが、負けと言われても仕方がない内容だった。日沖は上を取られて固められただけだったが、そこから抜けられなかったのが痛かった。グイダの押さえ込む力が強かったか。打撃では完全に日沖だったし、勝てない相手ではなかった。それだけに悔しい敗戦。

★UFC on FOX6:第7試合・T.J.グラント vs. マット・ワイマン #mmajp

ライト級。前座最終試合。
エヴァン・ダナムを破りライト級転向後3連勝を達成したグラント。セミ前での試合で、ここで勝てば上位グループとの対戦が組まれるだろう。相手のワイマンも最近6戦で5勝1敗。前回は無敗の三角マスター・ポール・サスを逆に三角からの腕十字でタップを奪うアップセット。お互い中堅からの脱却が狙える一戦。
打撃戦。首相撲からの膝を入れるグラント。ワイマンはヒジを入れていく。スタンドでヒジの打ち合い。ヒジが入ってちょっと効いたワイマン。グラントが出て行く。ワイマンシングルレッグ。しかし切ってがぶるグラウト。亀のワイマンのバックに回る。そこからパウンド。ワイマンガードを取るがパスしてパウンド。スクートになり、スタンドで再開。また首相撲に捕らえて膝を入れていくグラント。密着して右ヒジでダウン奪取!追い打ちのパウンドでレフェリーストップ。
首相撲から右ヒジがアゴを捕らえ、ぐらついた所にもう一発今度はテンプルを捕らえてダウンを奪った。レスリングと柔術がバックボーンで、どちらかと言うとグラップラーのイメージがあったグラントだが、見事なKO勝ち。首相撲の強さといい、ムエタイのテクニックを有効に使っている。これで4連勝。

★UFC on FOX6:第8試合・エリック・コク vs. リカルド・ラマス #mmajp

フェザー級
昨年7月に王者アルドとのタイトルマッチが決まっていたコクだが、アルドの怪我で10月に延期。しかし、今度はコクの負傷欠場のため、エドガーに挑戦権をかっさらわれる。その後、またアルドが怪我で欠場となったが、カードはアルド vs. エドガーのままスライド。コクの挑戦権は消滅してしまった。19歳でプロデビューしてキャリア5年の24歳。総合で唯一の敗戦は前挑戦者のチャド・メンデス。次の試合に出場するアンソニー・ペティスと同じ、リック・ルーファスのルーファスポート所属。ペティスとは同門というだけでなく、ルームメイトとのこと。
前回日沖をギロチンで苦しめて判定勝ちしたラマスは大学時代はレスリングでオールアメリカンを獲得(ディビジョン3)。フェザー級に転向してからは3戦全勝。
今のところ次のフェザー級王座挑戦者は決まってはいないが、この試合の勝者が王座挑戦に大きく近づく。
牽制の打撃戦。ラマスタックル。金網を使って耐えるコク。シングルに切り替えて一瞬倒すが瞬時に立ち上がるコク。ラマスダブルアンダーフック。バックヒジを入れて離れる。ラマスの右ハイは空振り。またラマス組み付いてテイクダウン狙い。シングル。倒すがすぐに立ち上がるコク。ホーン。
ラマスのテイクダウンを防ぐコクという展開が長く続いた。
2R。自らはなったローキックで足を滑らせたラマスだが、それを狙ってきたコクにタックル。テイクダウン成功。上からパウンド・ヒジを落としていくラマス。強いヒジが入ってコクは目尻を大きくカット。片足を潰してハーフからさらにヒジを落とすラマス。コクの動きがなくなりビッグ・ジョンがストップ。
ラマス圧勝。これは意外な結果。

★UFC on FOX6:第9試合・アンソニー・ペティス vs. ドナルド・セラーニ #mmajp

ライト級。
勝者がメレンデスの次のライト級王座挑戦者になるとも言われている一戦。お互い3戦前に負けて、2戦前はジェレミー・スティーブンスに勝って、前回はKO・オブ・ザ・ナイトを受賞している。
ペティスは明日(現地時間27日)誕生日を迎える25歳。
お互い倒せる打撃を持っている。いきなりパンチが交錯。パンチの間合いに入って打ち合う。ペティス、カポエイラのような蹴りを見せる。さらに金網を蹴って三角飛び膝蹴り。派手な動きを見せるペティス。ペティスの左ミドルがボディに突き刺さりうずくまるセラーニ!追い打ちのパウンドでレフェリーストップ。
事実上ミドル一発で終わってた。ペティス、2試合連続の1RKO勝ち。

★UFC on FOX6:セミファイナル・クイントン・“ランペイジ”・ジャクソン vs. グローバー・テイシェイラ #mmajp

ライトヘビー級。
ランペイジUFCラストマッチとも噂されている。レジェンドと新鋭といったイメージの顔合わせだが、年齢はランペイジ34歳に対しテイシェイラ33歳と、あまり差はない。
お互いパンチを打ち合う。テイシェイラのジャブ連打。虚を突いてタックルに。シングルレッグでテイクダウンを奪うとすかさずバックマウント。体が伸びているランペイジ。肩固めを狙うがまたバックマウントに戻る。ランペイジ立ち上がり脱出。離れた。パンチから右ハイを入れるテイシェイラ。前に出て行くテイシェイラランペイジもパンチを返す。手数ではテイシェイラだがランペイジもディフェンスしている。ランペイジタックルに行くがクワガタックル気味で切られた。テイシェイラがプレッシャーをかけていく。パンチが入ってランペイジ前のめりにダウン!追い打ちのパウンドを貰うがすぐに立ち上がる。ランペイジのワンツーがヒット。さらに右。ホーン。
1Rはダウンも奪ったテイシェイラ。今のところは押されているランペイジだが一発入ればまだまだわからない。
また出て行くテイシェイラ。またシングルレッグ。両足に切り替えてテイクダウン成功。潜りを狙うランペイジだがテイシェイラはパスガード狙い。足を抜きつつヒジを落とす。立ち上がったランペイジ。打撃戦。クリンチアッパー連打を入れるランペイジテイシェイラの左右のフック。ちょっと動きが雑になっているランペイジ。ガス欠か。アッパーを入れるテイシェイラランペイジは頭を振って直撃を防いでいるが、徐々に削られてきている。パンチを打たれるランペイジだが、もっと打ってこい、効いてないと挑発。テイシェイラ左ボディブロー。右アッパー。ランペイジも4連打を返す。どんどん出てくるテイシェイラ。ホーン。
2R。テイクダウンと手数でテイシェイラ
3R。スタンドでの打撃のメトリックが表示されるが、ほぼ差がない。パンチの打ち合いからテイシェイラがダブルレッグでテイクダウン成功。しかしスタンドの打ち合いを望む観客からはブーイング。パウンドを落とすテイシェイラ。金網を使って立つランペイジテイシェイラ立たせて離れてスタンドへ。パンチの打ち合いから今度はランペイジがシングルを狙うが倒せず離れる。ガードが下がっているランペイジ。疲れが見える。パンチのコンボから右ハイを入れるテイシェイラ。どっこいしょという感じのシングルに入るテイシェイラだが、それで倒されてしまうランペイジ。しかしすぐ立つ。スタンドでテイシェイラが押していく。テイシェイラ残り30秒でまたタックル。すぐにパスしてマウント。パウンド連打。ランペイジ凌ぐのみ。ホーン。
後半はランペイジのスタミナ切れもあってテイシェイラの一方的なペースだった。
一人が29-28、残り2人が30-27でテイシェイラ勝利。終始押されていたランペイジ。テイクダウンをあっさり取られすぎていたのは、MMAのトレーニング自体あまりやっていないのだろうか。スタミナ切れも早かった。

★UFC on FOX6:メインイベント・デメトリアス・ジョンソン vs. ジョン・ダドソン #mmajp

フライ級タイトルの初防衛戦。5分5R。
コール時、笑顔でカメラに手を振りおどけるダドソン。緊張はなし。一方のDJは無表情。
レフェリーがビッグ・ジョンのせいで余計両者の小ささが際立つ。
さすがに速い両者。先手を打つのはダドソン。パンチ。左ミドル。DJも出てきた。右ミドルを入れた所にダドソンのパンチがヒット。ちょっとバランスを崩した。DJの右ハイをかかえて投げ飛ばすダドソン。すぐに立つDJ。DJがプレッシャーをかける展開に。ダドソンは下がりながらサークリング。パンチで出てタックルに入ったDJ。ダブルレッグで倒したが寝かされないように抵抗しているダドソン。立った。立ち際に右をヒットさせるDJ。今度はダドソンが金網に押し付ける。パンチを入れて離れた。また押しこむDJ。ホーン。
手数とケージ・ジェネラルシップでDJか。
2R。また出て行くDJ。ダドソンもカウンターのパンチを入れていく。タックルうに切り替えたDJ。また胴タックルで倒すが寝かすことが出来ずに立たれる。DJのパンチがヒットするが、ダドソンの連打をもらいDJダウン!尻餅をつくがすぐに立つ。しかしまた左フックが入りダウン!追い打ちをかけずに立たせるダドソン。DJタックルに入るが切られる。DJ、ダメージは抜けたのかまた出て行く。入ってきた所にカウンターを狙うダドソン。DJのパンチがヒット。胴タックルから組んだまま膝を入れるDJ。ホーン。
2Rはダドソン。
3R開始と同時にダッシュするダドソン。LYOTOのようなジャンピング2段蹴り。タックルに来たDJにパンチを入れる。DJのタックルに膝を合わせるダドソン。そのまま押し込んで膝を入れたDJだが、ローブローになってタイムストップ。再開。前に出てきたDJのパンチをかわしてダドソン飛び膝!かわしたDJ。DJの左右のパンチがヒット。ダドソン左ミドルがヒットし、ちょっとバランスを崩すDJ。また組み付いて胴タックルで押し倒しテイクダウン成功。が、すぐに金網際まで移動し立ち上がるダドソン。サバ折りでもう一度倒すDJ。ダドソンの立ち上がり際にパンチを入れる。ちょっと目に入ったか。ホーン。
3RはDJか。
パンチから出てタックルに入ったDJ。サバ折りテイクダウン。がぶりから膝を入れるが、ダドソンが手をついていたためグラウンド状態。レフェリーが止めてインターバルがとられる。ドクターチェック後再開。DJの蹴りをキャッチしてパンチを入れるダドソン。DJタックル。シングル。引き剥がし離れるダドソン。パンチが交錯。DJのパンチか軽くヒット。シングルレッグ。金網を使って堪えるダドソン。DJはがぶるとまた膝。ダドソンは時折手をついて顔面膝を防ぐが、そうするとボディに膝を入れる。がぶりの状態が続く。ダドソン鼻血。離れてパンチ・ヒジ。ホーン。
4RはDJ。ダドソンはがぶりからの膝でだいぶ削られた。
5R。動きが落ちないDJ。組むと首相撲から膝連打。胴タックルに切り替えてテイクダウン。金網をせにしているダドソン。ダドソンはちょっと疲れているか。立った。DJ、首相撲から両足で相手によじ登り頭部に立てヒジを連打。離れた。ダドソンがタックルに。DJ切ってヒジを入れていく。パンチで出てきたDJにタックルを合わせるが切られる。また金網際に押されるダドソン。DJは押し込みながらパンチ連打。さらに首相撲から膝連打。ダドソン止まった。サンドバック状態。ガードの隙間を縫ってパンチを入れていくDJ。距離を取って逃れるダドソン。しあkしまた首相撲から膝。タイムアップ。
勝利をアピールするDJ。
48-47、49-46、48-47の3-0でDJ防衛成功。

★UFC on FOX6:三賞発表

Fight of the Night: Johnson vs. Dodson; KOTN: Pettis; SOTN: Bader, 50K each

  • ファイト・オブ・ザ・ナイト:デメトリアス・ジョンソン vs. ジョン・ダドソン
  • KO・オブ・ザ・ナイト:アンソニー・ペティス
  • サブミッション・オブ・ザ・ナイト:ライアン・ベイダー

それぞれ5万ドルのボーナス。