格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★UFC on FOX12:オッズ/予想と展望

ロビー・ローラー 1.27
マット・ブラウン 4.10

アンソニー・ジョンソン 1.20
アントニオ・ホジェリオ・ノゲイラ 5.00

クレイ・グイダ 2.35
デニス・バミューデス 1.65

ジョシュ・トムソン 1.40
ボビー・グリーン 3.10

ホルヘ・マスヴィダル 1.43
ダーロン・クルイックシャンク 2.70

カイル・キングスベリー 2.20
パトリック・カミンズ 1.63

ヘルナニ・ペルペトゥオ 2.90
ティム・ミーンズ 1.37

マイケル・デ・ラ・トーレ 2.10
ブライアン・オルテガ 1.67

アクバル・アレオラ 2.45
アゴドス・サントス 1.54

スティーブン・シラー 1.38
ノード・ラハト 2.80

アンドレアス・スタル 2.55
ギルバート・バーンズ 1.51

ジュリアナ・リマ 3.00
ヨアナ・イェンドジェイチェク 1.36

メインは地元カリフォルニア出身のロビー・ローラーが登場。もっとも、出身地のサンディエゴは会場から離れている上に、ローラーは10歳の時にアイオワに引っ越していて、現在はフロリダを拠点としているのであまり地元感はない。
5か月で3試合目という超ハイペースで試合をこなしているローラー。王座決定戦ではGSP以上にジョニヘンを苦しめた。激闘のわずか2か月後に、ジェイク・エレンバーガーと対戦し3RKO勝利。
対するブラウンも5月にエリック・シウバと対戦。シウバの打撃でボディを効かされKO寸前まで追い込まれながら、攻め疲れしたシウバをテイクダウンからのパウンドでKOし大逆転勝ち。7連勝でついにタイトルまで手が届くところに来た。
勝者がジョニヘンへの王座に挑戦することが決まっている試合。ともに倒し屋で、初期は勝ったり負けたりだったが、ここ最近覚醒したというのも共通している。このランクでお互い負けが二桁というのも珍しい。
試合は当然倒し合いになるだろう。ブラウンはシウバ戦以外でも、ジョーダン・メインにボディを効かせられて嫌倒れしており、ボディが弱点かもしれない。連勝中の相手のレベルを考えてもローラー優位か。ローラーKO勝ち。
セミは1年半ぶりの復帰戦となるホジェリオ。相手はUFC復帰戦でフィル・デイヴィスを破るビッグアップセットを起こしたアンソニー・ジョンソン。ホジェリオにとっては嫌な相手。
負傷欠場を繰り返しているホジェリオは試合数が極端に少なく、2012年は試合なし、2013年も1試合のみで、今回が今年初めての試合。

  • 2012/04 グスタフソン戦→負傷欠場
  • 2013/02 ラシャド・エヴァンス戦(判定勝ち)
  • 2013/06 ショーグン戦→負傷欠場
  • 2014/03 グスタフソン戦→負傷欠場

負傷で欠場していることでダメージの蓄積がないのか、ボクシングテクニックで上回るからか、兄ホドリゴのようにKO負けやダウンが少ない。
ホジェリオのタックルではジョンソンからはテイクダウンは取れないだろうし、ジョンソンがタックルに行くこともないだろうから、勝負はおそらくボクシング。テクニックのホジェリオとパワーのジョンソンの勝負。
ジョンソンの一発の重さが上回るとみてジョンソン判定勝ちと予想。しかしここまでオッズに差がつくとは思わなかった。ジョンソンの評価が高いのと、ホジェリオの試合勘や年齢に対する不安の両方か。
前座では第2試合に柔術世界王者のギルバート・バーンズがUFC初参戦。バーンズはMMA7戦すべてが1R勝利。黒帯柔術世界王者は何人かUFCに参戦しているが、ほとんどが重量級の選手で、先日引退したB.J.ペンを除けばバーンズが最軽量王者。相手もUFCデビュー戦のため、実力の比較は難しいが、UFCでどれだけできるか注目。
第1試合は27日朝5時15分開始。メインカードはWOWOWの他、ファイトパスでもライブ視聴可能。速報します。