格闘技徒然草

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★UFC179:セミファイナル・グローバー・テイシェイラ vs. フィル・デイヴィス

ライトヘビー級。お互い前回は手痛い敗戦を喫し、再起をかける一戦。
3日後に35歳になるテイシェイラ。衰えを感じる年齢ではないものの、前回完敗したJJが27歳ということを考えると、タイトル獲得のためにはJJ以外が王者になるのを待った方がいいように思える。それくらいJJとは差があった。
デイヴィスも将来の王者候補だが、前回はUFC復帰戦のアンソニー・ジョンソンと対戦し、タックルを切られ打撃戦では終始劣勢となりまさかの判定負け。
いきなりタックルに入ったデイヴィスだが受け止めたテイシェイラ。離れる。間合いを詰めていくるテイシェイラ。デイヴィスまたタックル。また止めた。距離を取りパンチを入れていくデイヴィス。テイシェイラが距離を詰めてくると組んで四つに。シングルレッグ。テイシェイラがギロチンを狙ったが抜けて下に。亀になり立とうとするが、デイヴィスが倒してパウンド。ようやく立ったがバックを取られている。前に倒すと殴るデイヴィス。抜け出せないテイシェイラ。ホーン。
1Rはデイヴィス。今日は動きがいい。
2R。距離を取りパンチを打ち込むデイヴィス。時折タックルも混ぜる。またバックにつくとグラウンドに持ち込む。テイシェイラスイッチで上になるが押さえ込めずスタンドに戻る。またタックル。テイシェイラが強引なギロチンに入るが首が抜けて下に。パスしてサイド。テイシェイラは亀。そのまま立ち上がり正対。テイシェイラは距離を詰めたいが、デイヴィスがすぐに間合いを取り攻撃がヒットしない。前に出た所に組んでテイクダウン。バックからチョークに入るが時間がなくホーン。
2Rもデイヴィス。
3R。デイヴィスタックルでクリーンテイクダウン。マウント!反転したテイシェイラだがデイヴィスはバックキープ。亀から立ってもすぐにまたグラウンドに引きずり込むデイヴィスのレスリング力。ようやく正対して離れた。疲れが見えるデイヴィスだが残り1分。フットワークを使ってパンチを入れるとシングルレッグからバックに回り、またグラウンドに持ち込む。パウンドで削り続ける。ホーン。
判定三者ともフルマークでデイヴィス勝利。フィジカルの強いテイシェイラからバックを奪った後、立たせずに削り続けたレスリング力がすごかった。ただ、王者JJ相手に同じことができるかは疑問。