格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★UFC187:オッズ/予想と展望

アンソニー・ジョンソン 2.20
ダニエル・コーミエ 1.71

クリス・ワイドマン 1.20
ヴィトー・ベウフォート 5.00

ドナルド・セラーニ 1.26
ジョン・マクデッシ 3.70

ラヴィス・ブラウン 1.23
アンドレイ・アルロフスキー 4.50

ジョセフ・ベナビデス 1.17
ジョン・モラガ 5.50

ジョン・ダドソン 1.25
ザック・マコウスキー 3.80

キム・ドンヒョン 1.34
ジョシュ・バークマン 3.10

ユライア・ホール 1.34
ハファエル・ナタウ 3.10

ローズ・ナマジュナス 1.34
ニーナ・アンサロフ 3.10

マイク・パイル 3.00
コルビー・コビントン 1.36

イスラン・マカチェフ 1.33
レオ・クンツ 3.20

ジャスティン・スコッギンス 1.27
ジョシュ・サンポ 3.55

JJの無期限出場停止・タイトル剥奪という事件があったが、それでも先月のUFC186と比べると豪華すぎるラインナップ。
メインはライトヘビー級王座決定戦。TDディフェンスと一発でKOするパンチで挑戦までこぎつけたジョンソンに対と、レスリング五輪代表コーミエの対戦。ジョンソンはレスリング系ではフィル・デイヴィス相手にタックルを切り続けパンチで優勢となり判定勝ちしている。コーミエは前回JJとのタイトルマッチで、健闘したものの、次第に体力を削られていき、終盤にはテイクダウンも奪われて敗戦。
リーチでは元ウェルター級のジョンソンが上回るが、コーミエにとってはいつものことで影響なし。序盤はコーミエがテイクダウンを奪うと見るが、一本・KOは難しいだろう。後半までにジョンソンがコーミエをどれだけ削れるか。キャリアでまだ5R戦ったことが無いジョンソンのスタミナも未知数だが、後半も動きが落ちなければジョンソンに勝機がある。
予想はコーミエの判定勝ちだが、JJに差をつけられて負けたコーミエが王者になるよりもジョンソンの勝ちに期待したい。
セミはミドル級タイトルマッチ。
UFC173('14/05)で組まれる→TRT禁止によりヴィトー欠場で代役LYOTO→ワイドマン怪我でUFC175('14/07)に延期・防衛→UFC181('14/12)で組まれる→ワイドマン怪我でUFC184('15/02)に延期→ワイドマン怪我で再延期
といった紆余曲折を経てようやく実現したカード。しかしそこまで機が熟したかというと微妙。ヴィトーはその間1試合もしておらず、約1年半ぶりの試合となる。また、TRT療法禁止以降、初めての試合となるのも不安要素。
ただでさえレスラーに対して相性が悪いヴィトーにとっては厳しい試合が予想される。JJ戦では意外なガードワークの切れを見せたが、ヘンゾ&セラのもとでBJJ黒帯を取得したワイドマンから一本を取るのは難しいだろう。ワイドマンがパウンドでKOと予想。
メインカードだけでなくプレリムにも注目選手が登場する今大会。これでセミ前のセラーニの相手が当初の予定通りヌルマゴだったら言うことが無かったのだが。セラーニは勝てばさすがにタイトル挑戦か。
第1試合開始は24日7時30分。速報します。