格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★UFC188:第9試合・ケルヴィン・ガステラム vs. ネイト・マーコート

ミドル級。
前回計量で10ポンドオーバーし、ミドル級転向指令を受けたガステラム。試合もタイロン・ウッドリーにスプリット判定負けでMMA初黒星となった。まだ23歳。体格的にはリーチで大幅に劣るミドルよりもウェルターでこそ活躍できる選手。
そのウッドリーにKO勝ちしてStrikeforceウェルター級タイトルを獲得したのがマーコートだが、SF最終戦でサフィジーヌにタイトルを奪われると、UFCでは2試合続けて1RKO負け。ミドルに戻した初戦でジェームス・テフナから一本勝ちを奪ったものの、前回はブラッド・タヴァレス相手にいいところなく判定負け。キャリア17年目のベテランだが、この試合でもいいところなく負けるようだと進退を問われる。
ガステラム出ていきパンチを打ち込む。カウンターを狙うマーコートだが、ちょっと勢いに押されている。ケージに詰まった。ガステラム膝。マーコートはケージ際から抜けだしてパンチを打ち込む。ガステラムのワンツーをもらった。四つに組んだマーコート。押し込むがガステラムが肘を入れて離れる。投げたマーコートがバックを取ろうとしたが取れず。ガステラムがタックルから倒して上に。マーコート亀。パウンドを入れるガステラム。マーコート返しながら足関を狙ったが逃げられる。ガステラムアッパーがヒット。防戦一方になったマーコートにラッシュ。しかしホーン。
1Rガステラム。減量苦がないだけに動きも万全。マーコートは一発KOか足関などの奇襲以外だと厳しい感じ。
2R。凌ぐだけになってきたマーコート。ガステラムボディ。左ミドル。膝。もらったマーコート、自ら亀に。ガステラムパウンド連打。止められそう。マーコート、ガステラムの足をとってこかすとなんとか立つ。しかしがぶられるとプレッシャーが厳しいのか引き込みに。ハーフで殴られる。巻き込みで上を狙ったがガステラムが上をキープ。ハーフで肘。マーコートまた亀。足をとって膝十字を狙ったが抜かれた。ガステラム付き合わずに離れる。ホーン。
2R10-8あってもおかしくないガステラムのラウンド。
インターバル中に試合放棄?ガステラムの勝利。明らかに限界だったし仕方がないか。現役を続けるにしても、UFCでは次のチャンスは与えられそうにない。