ウェルター級5分5R。
前王者ジョニヘン。スプリット判定で王座陥落後、マット・ブラウンに勝ったが、次期挑戦者決定戦のウッドリー戦で減量中に倒れてしまい欠場。今回もまたウェルター級での出場となるが、計量はリミットちょうどでクリアした。
アメリカンカラテで数々のタイトルを獲得してきたトンプソン。初期は危なっかしさもあったが、次第に得意の打撃をMMAでも有効に使えるようになり、前回エレンバーガーをスピンキックでKOしランキング入り。しかし上位ランカーとの対戦はこれが初めて。
いつもの通り半身の構えのトンプソン。ハイキックで牽制。ジョニヘン間合いを詰めてきた。右を打ち込んで組みつく。テイクダウンへ。こらえたトンプソンに膝を打ち込む。離れた。トンプソンサイドキック。顔面に入った。右ハイはガードしたジョニヘンだが前に出たトンプソンのワンツーがヒット。ジョニヘンが出てくるところにトンプソンのパンチがヒットしている。トンプソン二段蹴り。ジョニヘン前に出て左。しかしトンプソンが打ち終わりにパンチを打ち返す。半身で牽制するトンプソン。前に出てパンチを打ち込む。パンチが入ってケージまで後退したジョニヘン。効いたか。トンプソンラッシュ！ぐらついたジョニヘンにラッシュ！離れ際に右ミドル。ローブロー気味になるがレフェリー止めず。それを見てラッシュするトンプソン。パンチを打たれてしゃがみこんだジョニヘン！パウンドラッシュ！レフェリーストップ！
トンプソンがアップセット勝利！正直一番相性が悪いであろう相手との対戦だったので意外だった。これでトップ5入りは確実。タイトルマッチも近いか。
