格闘技徒然草

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★UFC218:第5試合・フェリス・ヘリッグ vs. コートニー・ケイシー

女子ストロー級。ランキング9位ヘリッグ、11位ケイシー。
ヘリッグはUFC4勝1敗。負けた相手はペイジ・ヴァンザント。キックボクシングのバックボーンはあるが倒せる打撃はなく、試合ではグラップリングで勝負することが多い。
ケイシーはUFC3勝3敗。柔術家で、テイクダウンを奪われても下から攻める。ハワイアンでPXC出身。
打撃戦。飛び込んでパンチを打ち込むヘリッグ。左がヒット。ケイシーパンチで飛び込むがヘリッグのカウンターをもらう。前に出たヘリッグ。ケイシーがパンチで迎撃するが組み付かれる。ダブルアンダーフックからテイクダウンを狙うヘリッグ。投げてテイクダウン。すぐ足を一本超えてハーフに。ケイシー下からキムラに捕らえてそのままスイープ。上になったが離れて立った。スタンドに戻るが残り1分。出ていけないケイシー。ヘリッグがまたパンチ連打で出る。ケージに詰めたところでホーン。
1Rヘリッグ。
2R。ヘリッグ飛び込んで左を当てる。ケイシーはやや待ちのスタイル。自ら間合いを詰めない。入った所にヘリッグがカウンターの右を入れる。また右の強打。ヘリッグが顔面にパンチを当てていく。ケイシー出られないのか、出ていく必要はないと思っているのか、ペースを変えない。ヘリッグのパンチが入っている。残りわずかで前に出たヘリッグ。左を当てるとさらに連打。ホーン。
2Rヘリッグ。ただ手数では差がない。
3Rも両者まったく変わらない展開。ケイシーパンチをもらって鼻血。残り1分になってケイシー挑発。ただ自分からは出ていかない。前に出たヘリッグを投げて体勢を崩した所に膝。グラウンド膝っぽかったが…。タイムアップ。
微妙な判定になりそう。
判定29-28ヘリッグ、29-28ケイシー、29-28ヘリッグ。スプリットでヘリッグ勝利。
ケイシーは信じられないという表情だが、少なくとも間違いなく勝ったという内容ではないだろう。倒しに行く姿勢は感じられなかった。
ヘリッグはこれで4連勝。