格闘技徒然草

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★UFN124:第9試合・カマル・ウスマン vs. エミル・ミーク

ウェルター級。ウスマン10位、ミークはランク外。昨年末のUFC219で組まれていたカードだが、ミークのビザの問題により今回にスライドとなっている。
D-2レスラーのウスマンはTUF決勝からここまで6戦全勝。TUF後はタックルからの塩漬けが多かったが、前々回あたりからスタンドでのパンチでも攻められるようになり、前回はセルジオ・モラエスから1RKO勝ちと覚醒しつつある。
ノルウェーのミークは、イタリアのVenatorFCでトキーニョを秒殺KOしてUFCと契約。引退していたジョーダン・メインの復帰戦でUFCデビューし、ブランク明けでガス欠になったメインを後半追い上げて判定勝ち。去年は負傷欠場もあり試合しておらず、13ヶ月ぶりの試合となる。
いきなりパンチを打ち込むミークだがウスマンのタックルで倒される。ミークはギロチンに。しかし決まらず自ら外した。ガードを解除してバックを取らせて立ったミーク。キムラを狙うが外れる。テイクダウンを狙うウスマン。こらえていたミークだが、ウスマンは持ち上げてテイクダウンに成功。サイド。ミークはまたバックを取らせて立つ。ウスマンがチョークを狙うと反転してガードに。ウスマンパウンド。ミークも下から肘。ホーン。
1Rウスマン。最後のミークの下からの肘でカットしている。
2R。すぐ距離を詰めてハイを放つミーク。ウスマンはガードしながらタックルを狙い間合いを詰める。ウスマンタックル。ミーク受け止めた。が、サイドタックルに。ケージに押し込むウスマン。パウンドを打ち込みバックに回る。投げて倒したがミークは寝かされずにバックを取られたまま立つ。またキムラ狙い。キムラにロックしたまま後方に倒れ込んだミーク。ウスマンはディフェンスしたままボディを殴る。外れた。すかさず下から肘を連打するミークだがウスマンも上から肘。ガードに戻したミークに立ち上がってパウンドを落とすウスマン。ホーン。
2Rもウスマン。
3R。ウスマンの前蹴りがローブローになりタイムストップ。再開。パンチ、ミドルを打ち込むミーク。パンチの連打で出るミークにウスマン勢いに押されるように下がるとケージ際まで詰められる。ウスマンタックルに入るが下がりながらのタックルで切られる。が、再度タックルに入り、持ち上げてテイクダウン。ガードのミーク。下から蹴り離したが、すぐまたタックルに入ったウスマン。バックに回った。ミークは寝かされないようにはしているが、ウスマンがしっかりバックをキープ。立ったが倒され寝かされる。残り90秒。ミーク下からキムラを狙うがウスマンしっかりディフェンス。そしてサイドで押さえ込む。ハーフに戻したミーク。亀からバックを取らせて立つがすぐ投げられる。肩固めを狙うウスマンだが決まらず。タイムアップ。
三者フルマークでウスマン勝利。
塩漬け戦法に会場はブーイングを飛ばしているが、持ち味を出しての完勝。